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今日は地下鉄記念日;
 
6~10年前くらい(?)
 
一番利用した駅でしたが、
 
毎日、毎年、長い間、
 
ズううううっと工事をしていた、
 
「大手町駅」は、
 
もう、全ての工事は、終わったのでしょうか?
 
入り組んでいたようで、大変でしたがーーー????
 
工事関係の方々、お疲れさまでした。
 
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いま、少し、調べてみました。
 
 
下からの転載です
 
 
 

路線別にレトロやクールな表情を持つ大手町駅

 

大手町駅コンコース。黒が効果的だ(撮影:杉山 慧)

戻って大手町駅を探索する。JR東京駅と皇居の間を占める都心中の都心で、丸ノ内・東西・千代田・半蔵門の4線でスクエアを組み、千代田線に並行する都営三田線が加わる。このうち東西線はJRと交差する位置にホームをもち、八重洲口にも直結する。しかし、開業年代の古い路線はしだいに老朽化して精彩を欠いていたため、2012年からバリアフリー化、駅内設備の再配置や一部の拡幅等を含めた全面改装を手がけた。2016年度に開業60周年を迎えた丸ノ内線部分が完成し、続いて2017年度に東西線と千代田線部分が完成、建設年次が新しい半蔵門線も化粧直しが行われ、ほぼ完成している。

駅周辺の環境に合わせて各線ごとにデザインを変えたことが大きな特徴で、東西線エリアは高層ビルのガラスがモチーフとか。壁面を埋めるパネルは鱗(うろこ)のようにも見える。すっきりした天井からLEDのライトの光が注ぎ、シルバーグレーの丸柱が並ぶ様子は都会のクールさを発揮。ただし、根本的な構造から中ほどの階段部のホームは狭く、いずれホームドアを設けると、さらに狭くなりそうだ

 

 

 

 

ホームよりさらに印象的になったのは改札、通路階であり、木肌を連想させる黒い柱や壁面が白い床と天井の間に力強く連なっている。黒だから白や黄色の案内ボードがしっかり浮き立つ。そのモダンさは、直結するオフィスビルの洗練された雰囲気にも引けを取らない。

 

大手町駅千代田線ホームの壁面には自然な感じの木目調パネルが貼られた(撮影:杉山 慧)

そうした地下通路を上下しながら千代田線ホームへ。そちらは皇居に接するエリアのため豊かな樹木にちなむ、やさしい色合いの木目の壁面。柱や階段のフレーム、発車標はモダンな黒で対比を見せる。6000系引退とともに導入が開始されたホームドアは稼働を待つばかりで、添えられたラインカラーの緑も鮮やかだ。

千代田線については、隣の二重橋も一足先に木をアクセントにした駅に改装された。ちなみに同駅は2018年3月、副駅名として括弧書きで「丸の内」が添えられた。

丸ノ内線・大手町駅ホームはクラシックな空間

千代田線ホームから丸ノ内線へは、半蔵門線ホームを見てゆく。残る工程は駅名標や広告をはめ込むばかりとなった壁面は墨色の市松。シックではあるが、ホームの縁の紅白スレッドラインとは相いれない印象は仕方ない。

 

大手町駅丸ノ内線ホーム(撮影:杉山 慧)

そしてまるで別世界へ来たかと思う丸ノ内線ホームへ。そこは東京駅丸の内駅舎や三菱一号館、東京銀行協会等の名建築が多く保存活用されている地区として、壁面にレンガをふんだんに採用したクラシックな空間となった。

戦後建設の中では最も古い路線なので、ダクトを覆い隠す天井が低いのは否めず圧迫感はあるが、現代の地下鉄とは思えないほどレトロな雰囲気で、電球色LEDのダウンライトがレンガ壁面や赤銅色の丸柱に投影されている。長手方向を見やると古城の回廊を連想させる。ホームの照明が抑制されているので線路部分はさらに暗がりとなり、その分、対向ホームが舞台のように浮き立って見える。また、ホームに入ってくる02系電車の車内も、現代的な明るさが対照的に際立ってくるようだ。

とにもかくにも、東京メトロを代表する大手町駅がさまざまな表情を持つ駅に生まれ変わったことで、東京メトロ自体のイメージが変わったように思える。地下鉄の駅と言えば事務的で画一的、直結するデパートやオフィスビルに対して沈んだような空間だったが、東京メトロの展開はどこまで広げられてゆくのか、楽しみである