ベッカム氏、巨額アンバサダー契約に初言及 カタールW杯
サッカーW杯カタール大会、準々決勝、イングランド対フランス。観戦に訪れた元イングランド代表のデビッド・ベッカム氏(左、2022年12月10日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】
サッカー元イングランド代表のデビッド・ベッカム(David Beckham)氏が17日、物議を醸しているW杯(2022 World Cup)開催国カタールとの高額なアンバサダー契約について、初めて公に見解を示し、「スポーツには世界を良くする力がある」と信じていると話した。 【写真】息子と3位決定戦を観戦するベッカム氏 米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)は16日、「W杯に欠けた代弁者」という記事を公開し、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)やレアル・マドリード(Real Madrid)で活躍したベッカム氏がW杯期間中ほとんど公の場に現れず、投資の見返りが得られていないことにカタール側が失望していると主張。ベッカム氏が登場の条件を厳しく設定し、同性愛を禁じるカタールの法律などについて質問されることを避けているようだと伝えた。 この記事に対し、ベッカム氏の広報担当者はコメントを出し、「デビッドはいくつものW杯やその他の主要国際大会に選手として、またアンバサダーとして関わってきており、スポーツには世界を良くする力があると常に信じている」と述べた。 「中東での活動については、異なる強い見方があることは理解しているが、地域初のW杯開催を直接のきっかけとして、重要課題に関する議論が始まったことを前向きに捉えている」 「こうした話し合いが、すべての人に対するさらなる理解と共感につながり、前進がみられることを願っている」 以前の報道では、ベッカム氏はカタールW杯のプロモーションで10年総額1億8000万ドル(約246億円)の契約を結んだと示唆されていたが、その後の報道では、
契約は年間1500万ドル(約20億円)の3年契約で、
延長オプションが付いたものだとされている。
【翻訳編集】 AFPBB News
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