ロシアの出撃、1日300回→数十回に 冬の天候影響?英国防省分析

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朝日新聞デジタル

ウクライナの首都キーウ(キエフ)で2022年11月23日、ロシアによるミサイル攻撃を受けた現場で焼け焦げた車=AP

 

 

 

 英国防省は5日、ロシア軍の爆撃機などによる出撃回数が減少していると発表した。ロシア軍はすでに多数の爆撃機を失い、最新式の装備にも乏しいことから、今後も低調のままではないかとみている。 

 

 

 

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同省によると、3月には1日に最高300回ほど出撃していたが、現在では数十回に減少。ロシア軍は戦闘で60機以上の固定翼機を失っているという。  同省は、出撃回数が減っている理由は、ウクライナの防空システムの脅威、ロシアの航空機が飛行できる時間が限られるようになったこと、天候の悪化の3点を挙げ、「ロシアの地上攻撃戦術は視覚的な識別と無誘導弾に大きく依存しているため、天候の悪い冬の間はロシア空軍の地上攻撃作戦は少ないだろう」とした。

朝日新聞社

 

 

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