JR仙台駅にユニークなクリスマスツリーとSL
鉄道開業150周年を迎えているJR仙台駅。その東西を結ぶ自由通路に5日、ユニークなクリスマスツリーとSLが現れた。いずれも、鉄道事業で排出された廃棄物のペットボトルや鉄道部品で作られたもので、「SDGsを意識した取り組み」(JR東日本広報部)という。
「ECOクリスマスツリー」と名づけられたツリーは高さ、直径ともに約4メートル。つり革やナットといった電車のパーツや金属部品をあしらったかわいいオーナメントに、土台は線路の木製の枕木を再利用している。SLには420個のペットボトルが使われ、運転席は本物同様の電車の金属パーツで操作盤が作られている。
鉄道は運輸部門で、輸送量当たりのCO2排出量が相対的に少ないとされる。昨年はビニール傘でツリーを作り、今年は第2弾となるが、JR東は「サスティナブルな社会の実現を目指すきっかけにしたい」と話している。
立ち止まって見入っていた2人組の女性は「きれいで、かわいいですね」と感心していた。クリスマスの25日まで展示される
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