台湾地方選、台北市長に蒋介石のひ孫-与党大敗で蔡総統は党首辞任へ
Chiang Wan-an speaks to supporters after winning the Taipei mayoral election in Taipei.
(ブルームバーグ):
26日投開票の台湾統一地方選挙では、中心都市台北の市長に
元総統・蒋介石のひ孫
で野党・国民党の蒋万安氏(43)が当選確実となり勝利宣言した。
2024年の総統選挙の前哨戦となる地方選で与党・民進党は大敗し、蔡英文総統は党主席を辞任すると表明した。
民進党は5市県の首長ポストしか獲得できない見通しで、
これは1986年の結党以降で最小となる。
蔡総統はテレビ放映された演説で「このような結果を受けて反省すべき点が多々ある」と語った。
中国に対抗する姿勢の民進党に対し
国民党は中国寄りであり、
選挙結果には米中が注目している。
国民党は今回の躍進を次期総統選挙での勝利につなげたい考えだ。
原題:Chiang Kai-shek’s Great-Grandson Claims Win in Key Taiwan Race(抜粋)
--取材協力:Chien-Hua Wan、Spe Chen.
(c)2022 Bloomberg L.P.
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