能天気な日本人が、

 

気づかない

 

知らされられない、(要は教えない)

 

”グルテンの弊害/恐ろしさ”

 

日本女性の9割は、パン好きです、

 

しかも、その9割は、便秘です

 

 

しかし、白米、100%は、おいしいですが、

 

玄米を混ぜたり、

 

もち麦を混ぜたり

 

大麦を混ぜたり

 

多くの雑穀を混ぜたり

 

 

そして、

 

 

(私は、回し者ではありませんが、)(買ったことも使ったこともまだ、ありません)

 

 

 

 

 

糖質カット炊飯器 炊飯器 糖質 54%カット 4.5合 高温スチーム式 カロリー49%カット 糖質オフ 低糖質 ヘルシー調理 ダイエット食 玄米 おかゆ 蒸し料理 減量 ロカボ locabo カロリーカット カロリーオフ ダイエット 健康食 糖質制限 食事制限 ~ローカロリーナ~ SY-138

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

糖質カット炊飯器のおすすめ製品8選!製品の選ぶ際のポイントもご紹介 話題のロカボ炊飯器も♪

 

 

糖質カット炊飯器のおすすめ製品8選!製品の選ぶ際のポイントもご紹介 話題のロカボ炊飯器も♪ (geo-arekore.jp)

 

 

 

おすすめの糖質カット炊飯器選

それでは、いよいよおすすめの糖質カット炊飯器を紹介していきます。

今回おすすめするのはどれも優れた製品ばかりです。
きっと毎日の生活を豊かにしてくれることでしょう。
それでは、各製品の特徴を順番に解説していきます。

糖質カット炊飯器 LOCABO

 

 

製品名 糖質カット炊飯器 LOCABO
糖質カット率 最大45%
炊飯容量 通常炊飯:5合
糖質カット炊飯:2合
加熱方式
その他の機能 ・硬さ選択
・玄米
・スチーム
・再加熱
・保温
・予約炊飯
本体サイズ 22 × 25.5 × 22 cm
重量 約2.3 kg
レンタル  

 

スクロールできます

 

スタイリッシュなデザインが特徴の糖質カット炊飯器です。
従来の炊飯器とは構造が異なり、蒸し器のような構造を採用。
炊飯した際に発生する余分な糖質を落とすことで、糖質を最大45%カット可能とのこと。

硬さの選択機能やスチーム、再加熱といった便利な機能もしっかり搭載。
シンプルな見た目の糖質炊飯器を探している人にはぴったりの製品です。

糖質カット炊飯器 LOCABOの口コミ

 

 

 

 

 

 

糖質カット炊飯器の世の中ランキング

 

【まずいって本当?】糖質カット炊飯器おすすめ人気ランキング10選|糖質オフ炊飯器|ランク王 (rank-king.jp)

おすすめ&人気の糖質カット炊飯器ランキング

日本製でおすすめの糖質カット炊飯器

アイリスオーヤマ-ヘルシーサポート炊飯器 RC-IJH50 (14,800円)

糖質カット炊飯器の中では珍しいIH式

米の水分量を増やすことによって、相対的に糖質の割合を減らす低糖質機能を搭載しています。抑制する割合を20パーセントか10パーセントで選択できるため、実際に食べ比べて好みのほうを選べますよ。白米以外にも、もち麦や雑穀米など9種類のヘルシーメニューを搭載しており、日々の健康的な食生活をサポートしてくれるでしょう。

マイコン式の糖質カット炊飯器が多い中で、比較的珍しいIH式です。高品質な日本製なだけって、アルミとステンレスの2層構造の釜がムラのないふっくらとした炊き上がりを実現。低糖質でも、ごはんの炊き上がりに妥協したくない方におすすめです

アイリスオーヤマ

日本製ならではのおいしさを妥協しない構造

 

アイリスオーヤマは、ごはんの水分量を増やすことで相対的に糖質の割合を下げるという、低糖質モードを搭載した炊飯器を販売しています。カット率は控えめながら、ごはん特有の甘みを感じやすいのが魅力。また、糖質カット炊飯器としては珍しい、IH式や圧力IH式を取り扱っているので、ごはんの味や食感にこだわりたい方におすすめです。

 

山善

蒸し料理まで作れる多機能な日本製

山善の糖質カット炊飯器は、8種類もの炊き分けメニューを搭載しているのが特徴的です。糖質を抑えた減糖ごはん以外にも、白米や無洗米、玄米といった多彩なラインナップが魅力。蒸し料理も作れるので、多機能な機種を探している方におすすめですよ

 

おすすめの糖質カット炊飯器人気比較ランキング!【口コミも】 モノナビ – おすすめの家具・家電のランキング (komono.me)

 

 

 

 

 

THANKO-糖質カット炊飯器 SLCABRCK (29,980円)

独自のシステムで高いカット率を実現

リフトコントロールシステムという独自に開発された技術で、糖質を35パーセントカットできます。糖質を含んだ煮汁にごはんが触れないよう、炊飯器の中で釜が自動的に上がる仕組みが特徴的。ごはんの量を減らさなくてもかなり糖質を抑えられるので、糖質制限中でもしっかりとごはんを食べたい方におすすめですよ。

シンプルな操作パネルは、見たまま直感的に設定できます。低糖質炊飯に加えて、予約タイマーや通常炊飯といった基本的な操作を、すべてワンタッチで行えるのが便利。また、お米を入れる内釜がザルになっているので、そのまま洗米できるのも使い勝手が良いですよ

 

 

 

カット率30パーセント以上でおすすめの糖質カット炊飯器

forty-four-糖質カット炊飯器 LOCABO (15,423円)

カット率の高さとごはんの硬さを選べるのが魅力

最大で糖質を45パーセント、カロリーを44パーセントカットできます。本格的に糖質を制限したい方におすすめ。炊飯器としてはコンパクトなので、キッチン収納にもしまえます。普段は別の炊飯器をメインで使い、集中してダイエットしたいときだけサブとして使用するのも良いですね。

糖質カット炊飯時も、ごはんの硬さをふつうとやわらかめの2種類から選択できます。糖質を抑えて炊飯するとやわらかめの炊き上がりになる炊飯器が多い中、好みの硬さに設定できるのが魅力。ほかにも、玄米炊飯やスチーム機能を利用した蒸し料理で、健康的な食生活を総合的にサポートしてくれるでしょう

 

 

 

 

ZHENMI-糖質カット炊飯器 X6 (29,800円)

雑穀米も糖質をカットして炊き上げられる

独自に開発された技術で糖質を44パーセント、カロリーを43パーセントカットできます。スイッチを押してからわずか22分で炊き上がるので、急いでいるときに助かりますね。ただし、高い糖質カット機能を実現するために、通常炊飯機能は搭載されていません。

糖質カット炊飯に加えておかゆや雑穀米、蒸し料理なども作れます。雑穀米モードを使えば、糖質をカットしながら無洗米や玄米も炊けるのが便利。水分を多く含むおかゆは糖質を抑えない仕様ですが、雑穀米や無洗米などはカットできるので日常的に糖質を減らしたい方におすすめですよ

 

 

 

 

 

 

 

石崎電機製作所低糖質炊飯器 SRC-500PW (17,380円)

糖質を抑えたごはんを1度に最大5合まで炊ける

低糖質メニューで炊くと、最大37パーセントの糖質を削減できます。糖質を抑えたごはんはもちろん、ほかにも蒸し料理やスープなども作れるのが魅力。また、すぐに使えるように、11種類のレパートリーを掲載したオリジナルレシピ集が付属しています。1台あるだけで、メニューの幅が広がるでしょう。

通常炊飯なら3合から10合、低糖炊飯でも1合から5合まで1度に炊き上げられます。低糖質ごはんだと1度にたくさん炊けない炊飯器が多い中、この機種なら1度に最大で5合も炊けますよ。家族全員など、大勢で糖質制限したい方におすすめです

 

 

 

 

 

 

MODERN DECO-糖質カット炊飯器 (7,998円)

ナチュラルテイストなデザインがおしゃれ

糖質を約26パーセント抑えた、糖質オフモードを搭載しています。糖質を抑えたごはんに加えて、通常の白米や玄米の炊飯、煮込み料理も作れるのが便利。また、ほかのメーカーではあまり見かけない発酵モードやケーキモードも搭載しています。自家製ヨーグルトやパンの発酵、オーブンを使わないケーキ作りなど多彩な活躍をするでしょう。

マットな質感の本体に、木目調の脚が付いています。シンプルでありながら、ナチュラルテイストを感じられるデザインが魅力。色もホワイトなので、北欧風のお部屋にも合わせやすいですよ。インテリにマッチするデザインの糖質カット炊飯器をお探しの方におすすめです

 

 

 

 

AINX-糖質カット炊飯器 スマートライスクッカー AX-RC3 (15,840円)

5層構造の釜でふっくらとした炊き上がりを実現

釜の上部にトレーをセットするという新しいシステムで、最大33パーセントの糖質をカットできます。高温で炊飯することによって糖質が溶け出した水分が、内釜の上にセットされた糖質カットトレーの上に溜まるという仕組み。この方法だと、炊き込みご飯も糖質をカットして炊飯できます。一般的な糖質カット炊飯器では難しいので、頻繁に炊き込みごはんを楽しみたい方におすすめです。

5層の分厚い釜を使用することによってムラを抑え、芯からふっくら炊き上げます、1粒1粒がふっくらと仕上がり、土鍋で炊いたかのようなおいしさが魅力。また、低糖質モードに加えて白米や玄米、おかゆも作れるのが便利です。ふっくらとしたおいしいごはんを食べたい方にぴったりですね

 

 

 

 

 

 

 

 

recolte-ヘルシーライスクッカー RHR-1 (15,400円)

蒸し料理や煮込み調理も可能

 

糖質カット受け皿や内釜、ザル釜を利用した独自の3段構造です。ザル釜にいつもと同じように米と水を入れて炊飯すると、糖質を含んだ水が内窯と糖質カット受け皿にそれぞれ溜まる仕組み。糖質を最大で3分の1もカットできるので、いつも通りごはんを食べつつ無理のない糖質制限をしたい方におすすめです。

糖質カット炊飯だけでなく、脂を落としてヘルシーに仕上げる蒸し料理もできます。高温で調理するので、しっとりしているのが特徴。また、火加減を自分で調節しなくても自動的に88度前後に保つことができ、煮崩れせずきれいに煮込み料理を作れます。炊き込みごはんやカレー、ケーキなど多彩なメニューを掲載したレシピブックが付属されており、レパートリーが広がるでしょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

plus more-糖質カット炊飯器 MO-SK002 (8,770円)

簡単にサラダチキンを作れるので便利

 

糖質が溶け出した水分を内釜蓋とジャーに排水することによって、約37パーセントもの糖質を減らしています。糖質を抑えたごはんはもちろん、普通の白米や無洗米、玄米も炊飯できるのが魅力。これだけ多機能なのに、リーズナブルなので、気軽に購入しやすいでしょう。

ボタンを押すだけで、自動的にサラダチキンを作れます。ヘルシーなサラダチキンを手軽に作れるので、ダイエットの強い味方。また、温度と調理時間を設定すれば煮込み料理や低温調理もできるため、忙しくて料理する時間がない方にもおすすめで

 

 

 

 

 

まとめ

ごはんの硬さを調節できる糖質カット炊飯器がおすすめ

 

無理なく糖質制限をしたいなら、ごはんの硬さを調節できる糖質カット炊飯器がおすすめです。おいしく食べるためにも、ごはんの硬さは重要な要素の1つ。特に、普段から硬めのごはんを好んで食べられる方は、あまりやわらかいとおいしく感じられず、かえってストレスになってしまう可能性があります。糖質カットされたごはんをいつも通りおいしく食べたいなら、好みの硬さを選べる炊飯器を選べましょう。糖質を減らすだけでなく総合的に健康な食生活を目指したいなら、玄米炊飯モードが搭載されている機種や、蒸し料理が作れるものも良いですね。今回はおすすめ糖質カット炊飯器を、ランキング形式でご紹介しました。ぜひ、自分に合った糖質カット炊飯器を手に入れて、毎日無理なく続けられるような糖質制限を目指しましょう

 

おすすめの糖質カット炊飯器人気比較ランキング!【口コミも】 モノナビ – おすすめの家具・家電のランキング (komono.me)

 

横道にそれましたが、

 

 

 

 

日本には、昔から、

 

あるいは、特に戦後まもなく

 

特に、有名 トップの、

 

文筆家/作家、著名人、歴史考古学者

 

等に、ひそやかにアプローチし、知人になり、

 

接待や、会食などをし、

 

(非常に、謙虚に、おしとやかに、超礼儀正しく、

岸信介などという政治家にも、近づいております)

 

真実らしく、物事を、ささやき

 

日本中に広めている、”闇の連中”が、相当おります

 

歴史の真実や、

 

日本民族がどこから来たか? ”DNA”

 

天皇家は**人だとか、

 

古墳は、半島が、発祥だとか?

 

何やら―――???

 

とか、

 

反日で、日本民族を滅亡させようとたくらむ―――半島の集団

 

などなど、、

 

ミルクは学校給食のお米に合わないからやめろ!とか、

 

その他、沢山、”闇”があります

 

 

 

================================

 

「米を食うとバカになる」と洗脳された…日本人の食生活を激変させた洋食推進運動の恐ろしすぎる内容

プレジデントオンライン

 

 

 

 

なぜ日本の食料自給率は低いままなのだろうか。東京大学大学院教授の鈴木宣弘さんは「戦後アメリカが進めた食生活改変政策は、日本人の伝統的な食文化を一変した。伝統的なコメ食を減らしたことで、日本の農業は力を失い、自給率が低下していった」という――。(第1回) 

 

 

 

【写真】鈴木宣弘氏の著書『世界で最初に飢えるのは日本』(講談社+α新書)  

 

 

 

※本稿は、鈴木宣弘『世界で最初に飢えるのは日本』(講談社+α新書)の一部を再編集したものです。

 

 

 ■なぜ日本人は食料自給率を気にしないのか  日本の食料自給率は、2020年度で約37%と、きわめて低い水準にある。  しかも、これはカロリーベースであり、本当の自給率はもっと低い。日本でつくられる農産物は、種やヒナを輸入に頼っているからだ。  日本という国の規模、人口、歴史などを考えると、これは異常な低水準と言わざるを得ない。  しかし、不思議なことに、日本ではあまり懸念する声が聞かれない。  多くの国民は、「食料自給率が低いのは仕方ない」と思っているのではないだろうか。  日本は島国で、国土面積が限られている。農地の面積も狭くならざるを得ない。そのため、狭い耕地を少人数で耕(たがや)す、小規模で非効率な農業をやらざるを得ない。  しかも、現代の日本人は、肉やパンを好んで食べるが、食肉生産や小麦生産は、日本より海外のほうが大規模で効率がいいので、輸入が増えるのは仕方がない。  と、およそこういった考えが、行き渡っているのではないだろうか。  しかしながら、こういった考えは、「誤解」に過ぎない。  食料自給率が下がった最大の原因は、貿易自由化と食生活改変政策にある。  自動車などの関税撤廃を勝ち取るために、日本の農業は、農産物の関税引き下げと、輸入枠の設定を強要されてきた。  そこに、アメリカやヨーロッパが、輸出のための補助金をジャブジャブ出して、ダンピングを仕掛けてきたのだから、たまらない。  日本の農業は壊滅的な打撃を受けてしまったのである

 

 

 

 

■「米を食うとバカになる」という本が大ベストセラーに  第2次大戦後、米国は日本人の食生活を無理やり変えさせてまで、日本を米国産農産物の一大消費地に仕立てあげようとした。  そのために、さまざまな宣伝・情報工作も行われた。  

 

日本人にアメリカ産の小麦を売るために、「米を食うとバカになる」という主張が載った本を、「回し者」に書かせるということすらやった。  

 

 

『頭脳 才能をひきだす処方箋』(林(はやし)髞(たかし)著、光文社)という本がそれである。  食料難の戦後がようやく終わったころの1958年に出版されたこの本は、その後の日本の農業に、大きなダメージを与えることになった。  

 

いまでこそ、同書の存在はほとんど忘れ去られているが、当時は発売3年で50刷を超える大ベストセラーであり、日本社会に与えた影響は非常に大きかったのである。  

 

この『頭脳』という本には、「コメ食低能論」がまことしやかに書かれている。  著者の林氏によると、日本人が欧米人に劣っているのは、主食のコメが原因なのだそうだ。 ---------- 「これはせめて子供の主食だけはパンにした方がよいということである。(中略)大人はもう、そういうことで育てられてしまったのであるから、あきらめよう。悪条件がかさなっているのだから、運命とあきらめよう。しかし、せめて子供たちの将来だけは、私どもとちがって、頭脳のよく働く、アメリカ人やソ連人と対等に話のできる子供に育ててやるのがほんとうである」(『頭脳』161~162ページ) ----------  この記述は、当然ながら、科学的根拠がまったくない「暴論」と言わざるを得ない。  だが、著者の林氏が慶應大学名誉教授であったことも手助けしたのか、当時はこれが正しい学説としてまかり通ったのである。

 

 

 

■大手新聞のコラムが「コメ食否定論」

 

  その当時、さる有名な大新聞のコラムにも、「コメ食否定論」が堂々と掲載されていた。 ---------- 「近年せっかくパンやメン類など粉食が普及しかけたのに、豊年の声につられて白米食に逆もどりするのでは、豊作も幸いとばかりはいえなくなる。としをとると米食に傾くものだが、親たちが自分の好みのままに次代の子供たちにまで米食のおつき合いをさせるのはよくない」 ----------  有名大学教授、名だたる大新聞がこぞってコメ食否定論を唱えていたのだから、日本社会への影響は非常に大きかっただろう。

 

 

 

 

 ■日本の食を変えた「洋食推進運動」

  当時は世界の農業生産力が高まっており、米国では小麦の生産過剰が問題となっていた。  そのため、米国は日本に余剰小麦を輸出しようとする。  その売り込み戦略として展開されたのが、悪名高き「洋食推進運動」である。  「日本人の食生活近代化」というスローガンのもとに、「栄養改善普及運動」や「粉食奨励運動」が日本各地で展開されることになった。  これらはまさに、欧米型食生活を「崇拝」し、和食を「排斥」する運動だった。  キッチンカーという調理台つきのバスが二十数台も用意され、それらが分担して都市部から農村部まで日本全国津々浦々を巡回し、パン食とフライパン料理などの試食会と講演会を行った。  前述の『頭脳』の著者、林髞氏も、この講演会にしばしば呼ばれていた。  こうした宣伝活動によって、本来は洋食に反対する立場のはずの農家の人々までが洗脳され、欧米型食生活を崇拝するようになってしまった

 

 

 

 

 

■余ったコッペパンと、半分腐ったような脱脂粉乳の給食

  日本人のように、これほど短期間のうちに、伝統的な食文化を捨てた民族は、世界史上でもほとんど例がないという。  それほど、この「洋食推進運動」は強烈なものだった。  その結果、食のアメリカ化が一気に進み、学校給食でも、朝鮮戦争で余ったアメリカ産小麦のコッペパンと、牛ですら飲まない、半分腐ったような脱脂粉乳が出された。  筆者はその給食を食べて育った世代で、逆にそれがきっかけで、アメリカの食がイヤになった。  しかし、日本全体としては、「宣伝」の効果によって、伝統的なコメ中心の食文化が一変してしまった。  その結果、このころから、我が国ではコメ消費量の減少が始まった。  消費量が減ると、コメの生産が過剰となり、水田の生産調整が行われはじめる。  これをきっかけに、我が国の農業・農政が、国内で力を失っていったのである。 

 

 

 

 

■食を握れば日本を完全にコントロールできる 

 故宇沢(うざわ)弘文(ひろふみ)氏といえば、シカゴ大学などアメリカの大学で教鞭(きょうべん)を取り、「社会的共通資本」を提唱したことでも知られる、日本を代表する経済学者である。  その宇沢氏は、かつてアメリカの友人から、「米国の日本占領政策の2本柱は、①米国車を買わせる、②日本農業を米国農業と競争不能にして余剰農産物を買わせる」というものだと聞いたと述懐(じゅっかい)している。

 

 

 その占領政策は、いまもなお続いている。  それだけではなく、②に関してはより一層強化されているのではないだろうか。  1973年、当時のバッツ農務長官は、「日本を脅迫するのなら、食料輸出を止めればいい」と豪語したという。  また、アメリカのウィスコンシン州は農業が盛んな地域として知られているが、そのウィスコンシン大学のある教授は、農家の子弟向けの講義において、次のような趣旨の発言を行ったという。 ---------- 「食料は武器であり、標的は日本だ。直接食べる食料だけでなく、日本の畜産のエサ穀物を、アメリカが全部供給するように仕向ければ、アメリカは日本を完全にコントロールできる。これがうまくいけば、同じことを世界中に広げるのがアメリカの食料戦略となる。みなさんそのために頑張ってほしい」 ----------  このアメリカの国家戦略は戦後一貫して実行されてきた。  それによって、日本人の「食」は、じわじわとアメリカに握られていったのである。

 

 

 

 

 ■アメリカで学んだ学生が帰国して新自由主義を広める 

 

 アメリカが行ったもう一つの「洗脳」政策がある。それが、「留学生教育」だ。  アメリカは世界中から留学生を受け入れ、シカゴ学派的な市場原理主義経済学を彼らに叩き込んでは、母国に返していった。  東京大学経済学部では、アメリカで博士号を取り、現地で助教をつとめたくらいの人物でなければ、教員として採用されないくらいだったという。  そうした構造の中、アメリカで洗脳された人々が、日本に戻ってきては、一流大学で教え、市場原理主義の信奉者が増えていった。  また、それらの人材が大企業や官庁の中にも入り込んで、徐々に力を持っていく。  その結果、まるで寄生虫に頭を乗っ取られたカタツムリのように、日本政府がアメリカ流の新自由主義者たちに乗っ取られてしまった。  規制改革が社会全体の利益になると信じ込ませておいて、実のところ米国の多国籍企業の利益のために働くよう仕向けていたのである。 

 

 

 

---------- 鈴木 宣弘(すずき・のぶひろ) 東京大学大学院農学生命科学研究科教授 1958年三重県生まれ。82年東京大学農学部卒業。農林水産省、九州大学大学院教授を経て2006年より現職。FTA 産官学共同研究会委員、食料・農業・農村政策審議会委員、財務省関税・外国為替等審議会委員、経済産業省産業構造審議会委員、コーネル大学客員教授などを歴任。おもな著書に『農業消滅』(平凡社新書)、『食の戦争』(文春新書)、『悪夢の食卓』(KADOKAWA)、『農業経済学 第5版』(共著、岩波書店)などがある。 ----------

東京大学大学院農学生命科学研究科教授 鈴木 宣弘

 

 

 

「米を食うとバカになる」と洗脳された…日本人の食生活を激変させた洋食推進運動の恐ろしすぎる内容(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース