これまで最大のミサイル攻撃 ウクライナで電力供給止まる
リビウ、ウクライナ、11月16日 (AP) ― ロシアは11月15日、ウクライナ国内のエネルギー関連施設に対して、これまでにない大規模なミサイル攻撃を敢行、各地で電力の供給が止まった。 ロシアは少なくとも85発にのぼるX-101とX-555巡航ミサイルを発射。国内15カ所の電力関連施設が被弾したが、ウクライナ空軍によれば、ミサイル70発が迎撃されたという。 ウクライナの電力網は、これまでのミサイル攻撃で推定40%が破壊されているが、9カ月におよぶ侵略戦争で最大規模の空爆で、被害はさらに拡大した。 北東部のハルキウから西部のリビウまで、12の都市が攻撃を受けた。このミサイル攻撃で約1000万ウクライナ市民が電気を断たれ、リビウなどでは暖房の供給が停止された。 リビウでは、市民が各自懐中電灯を持って歩き、発電機で電気を供給している中心街のカフェだけが、夜遅くまで賑わっていた。
(日本語翻訳・編集 アフロ
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