欧州、今夏の猛暑死者1万5000人 ドイツ、スペイン多く WHO
干ばつの影響で一部が干上がった湖=8月25日フランス南東部ウバイユセールポンソン(AFP時事)
【コペンハーゲンAFP時事】
世界保健機関(WHO)は7日、今夏に欧州を襲った記録的な猛暑による影響で少なくとも推定1万5000人が死亡したと明らかにした。
クルーゲ欧州地域事務局長は
「報告が増えるにつれ、(死者の)推計もさらに増えるだろう」と指摘した。
欧州は今年6~8月、
観測史上最も暑い夏となり、
熱波が各地で続いた。
英国で初めて気温が40度を超えたほか、
中世以来とされる深刻な干ばつも起きた。
死者の内訳はドイツが約4500人、
スペインが約4000人、
英国が3200人以上、
ポルトガルが1000人以上に上った