京セラ、円安の増収効果1030億円 物価高に「昇給考えないと」

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 京セラが31日発表した2022年9月中間決算(国際会計基準)の売上高は、前年同期比15.5%増の1兆121億円となり、中間期としては過去最高だった。半導体関連事業が好調だった。急激に進んだ円安の影響で売上高が膨らむ効果も寄与した。

 

 

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本業のもうけを示す営業利益は1.1%増の764億円、純利益は3.2%増の755億円だった。  谷本秀夫社長は同日の決算会見で、「電子部品事業では輸出のプラスが大きい」と話した。円安による増収効果は1030億円に及んだという。  また、急激に進む物価高について、「来期以降は3%ぐらいの物価高と言われている。従業員についても、そのぐらいの昇給は考えなければならない」とも発言。今後の賃上げに含みを持たせた。(栗林史子)

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