「空のテスラ」なるか 世界初の電動旅客機が飛行に成功

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米ワシントン州で27日、初飛行を終えた電動飛行機「アリス」。エレン・M・バナー氏/シアトルタイムズ提供=AP

 

 

 

 電気で動く旅客機が27日、米ワシントン州で空を飛んだ。その名は「アリス」。米CNNによると、貨物用ではない、電動旅客機の飛行実験の成功は世界初という。

 

 

 

  【写真】米ワシントン州で27日、試験飛行を終えて着陸した電動飛行機「アリス」。エレン・M・バナー氏/シアトルタイムズ提供=AP 

 

 

 

 開発したのは、イスラエル発のスタートアップ企業「エビエーション」。イスラエル紙ハアレツなどによると、アリスは約8分間の試験飛行で、高度約1千メートルまで達した。9人の乗客と2人の乗務員が乗ることができ、貨物量にして最大1・1トンを輸送できる。現在の最大飛行距離は460キロメートルだが、バッテリーの機能改善により、約2倍の距離を飛べるようになると見込まれている。  機体を動かすバッテリーは、米テスラなどの電気自動車で使われている技術と同じといい、同社は「アリスの初飛行は、航空業界にとって画期的な出来事だ」としている。

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