MVP・最有力のジャッジ
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ジャッジも負けじと50号
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© スポーツ報知/報知新聞社 エンゼルス・大谷翔平(ロイター)
◆米大リーグ エンゼルス4―3ヤンキース(29日・アナハイム=エンゼルスタジアム)
エンゼルス・大谷翔平投手(28)が29日(日本時間30日)、本拠地・ヤンキース戦に「3番・指名打者」でフル出場。2試合連続弾となる勝ち越しの29号2ランを放つなど、4打数2安打2打点で4月以来4か月ぶりとなるチームの4連勝に貢献した。
ヤンキース先発は、今季途中までアスレチックスに所属していた右腕のモンタス。今年5月には右中間へ飛距離130メートルの特大弾を放つなど、これまで21打数9安打の打率4割2分9厘で3本塁打と相性抜群だった。初回1死一塁の1打席目は、フルカウントのスプリットに食らいついつくも遊併打。3回1死二塁の2打席目は空振り三振を喫した。
すると、同点の5回2死一塁の3打席目に、勝ち越しの29号2ラン。外角低めスプリットを、最後は右手1本で右中間席に運んだ。飛距離は398フィート(約121メートル)で、打球速度は102・7マイル(約165・3キロ)。ベンチでナインの祝福を受けると笑顔を見せた。8回先頭の4打席目も俊足を飛ばして一塁への内野安打をもぎ取った。
MVPを争うジャッジとの直接対決になるヤンキース3連戦。ジャッジは23席目まで遊ゴロ、申告敬遠、申告敬遠だったが、2点を追う8回1死で救援右腕・テペラから中堅へ50号ソロを放った。大谷に負けじと一発を放ち、ヤンキースファンも多く詰めかけて満員になったエンゼルスタジアムも大興奮だった
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