北欧で食べるザリガニは、

「おいしいです!」---いくらでも、食べられます

 

違う料理方法で、

米国・ニューオリンズでも、

「とってもおいしいです」

 

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スウェーデンの夏を感じるザリガニパーティー!「リラ・ダーラナ」へ/東京で楽しむ世界の料理Vol.13│観光・旅行ガイド - ぐるたび

 

今年はいけませんでしたが、

ほぼ、毎年、パーティーでたくさん食べます。

 

 

8月8日

月曜日

2022 

 

ザリガニ・パーティー (スウェーデン)

 

 

ザリガニ・パーティーは、北欧諸国、及びアメリカ合衆国のルイジアナ州を中心とした南部で春から夏にかけて行われる、ザリガニを食べ飲酒をする行事のこと。ヨーロッパのものはスウェーデンが発祥の地で(スウェーデン語kräftskiva)、フィンランドへも広まった(フィンランド語Rapujuhlat)。ヨーロッパでのパーティーは概ね8月中に行われるが、これは20世紀に入ってからザリガニ漁が晩夏までとなったためである。しかし地元で獲れるヨーロッパザリガニは高価なため、実際には冷凍で大量に輸入されるウチダザリガニ(大半がアメリカ合衆国ルイジアナ州産か中国産)が多くを占めている。ルイジアナ州のパーティは英語でCrawfish Boilと呼ばれ、主に3月から7月まで行われる。冷凍のものは使わない

 

 

 

ヨーロッパの場合、ザリガニは塩水でゆで、新鮮なディルなどの香草で風味をつけ、ゆでたザリガニは、冷めてから手づかみで食べる。ルイジアナ州の場合、主に塩、赤唐辛子、パプリカでできた香辛料に玉ねぎ、ニンニク、レモンを加えた熱湯に、生きたままのザリガニを大量に(通常は40ポンド、18kg)投入し、茹で立てを食する。ザリガニの殻の中のミソやゆで汁を音をたててすすることはマナーとして許されている。ヨーロッパではアクアビットやそのほかにスナップスなどのアルコール飲料、またはビールや子供はレモン入りの甘い炭酸水をおともに、パンクリスプ・ブレッド、味の濃いヴェステルボッテン・チーズのパイやキノコのパイ、サラダが並ぶ。どちらも基本的には屋外で行われる。ヨーロッパの食卓には紙製テーブルクロス、前掛け、コミカルな紙製帽子、『月の男』を模した紙製ランタンが用意される。ルイジアナ州の場合、一緒に茹でたとうもろこしやじゃがいもなどと共にテーブルの上に置いた新聞紙の上に広げて、好きな分量を取って食べる。旬を迎えるのがその前後であることから、イースターの休日に行われることが多い。どちらも屋外で飲んで楽しむ伝統的な行事である

 

 

 

 

 

 

 

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「日本人はおいしいものを知らない」中国で大人気のザリガニを追う

毎日新聞

さまざまな方法で調理されたザリガニ料理=中国湖北省潜江市で2022年7月14日午後6時15分、岡崎英遠撮影

 

 

 

 

 アメリカザリガニは日本で生態系などに被害を及ぼす外来生物として規制する対象だが、中国では近年、夏の味覚として人気だ。飲食など関連産業を含めた市場規模は4200億元(約8・4兆円)に上る。日本の国会がアメリカザリガニの販売などを禁じる改正法を可決した際には、中国のインターネット上で「日本人はおいしいものを知らない」などと話題になった。だが中国のザリガニは、実は日本とも浅からぬ縁があるようだ。

 

 

  【写真特集】中国で仕分けされる大量のザリガニ  

 

 

湖北省の省都・武漢市から車で西に約3時間。潜江(せんこう)市の中心部に着くとザリガニの巨大なモニュメントに出迎えられた。中国最大のザリガニ生産地・湖北省の中でも潜江市は一、二の生産量を誇る。人口約100万人のうち5人に1人がザリガニ関連の産業に従事し、中国の「小龍蝦之郷(ザリガニの郷)」とも称される。  「夏はやっぱりザリガニだよ」。市内の飲食店では地元住民が友人らと大皿を囲んで楽しそうにザリガニを食べていた。記者も見よう見まねで殻をむき、恐る恐る口に運んだ。サンショウなどの香辛料の香りと共に、エビに似た濃厚な味が口の中に広がる。  食べ方は、香辛料を利かせる▽ニンニクをたっぷり使う▽シンプルに蒸す――など、さまざま。潜江市の「ザリガニ博物館」によると、同市には128通りもの調理方法があるという。楊子琳解説員は「多様な調理方法が編み出されたおかげで子供からお年寄りまで楽しめる食材になりました」と話す。  中国最大とされるザリガニ卸売市場も訪ねた。作業台の上に無数の生きたザリガニが山積みにされ、作業員らが手際よく選別していた。生きたまま箱詰めされ、各地に出荷される。記者が訪ねた日の取引価格は500グラムあたり16~38元(約320~760円)。安徽省や湖南省など他の主要産地より数元高いという。選別作業を見守っていた地元農家の周書同さん(53)が「潜江産は養殖技術も高いから肉質が良い。身が大きいのも特徴だ」と誇らしげに説明してくれた。  中国水産学会などがまとめた報告書によると、中国のザリガニ生産量は2012年の約55万トンから21年には約263万トンと急成長した。養殖方式の主流は、水田での稲作と両立させる「共作」だ。大きな設備投資もなく農家の所得増につながる。雑草となる水草や害虫などはザリガニが食べてくれ、農薬を減らすこともできる。  卸売市場に近い潜江市趙脳村でも十数年前から共作を始めた。同村共産党支部トップの趙常洪・書記(60)は、稲作だけと比べ面積あたりの収入が「4倍に増えた」と強調する。農村の所得増大は、「脱貧困」の達成を宣言し、格差解消に向けた「共同富裕(共に豊かになる)」のスローガンを掲げる習近平指導部の方針とも重なるため、各地方政府も積極的に推進する。  中国のアメリカザリガニは実は日本と関わりがあるようだ。環境省などによると、アメリカザリガニは1927年に食用ウシガエルの餌として米国から日本に輸入された。当初は20匹ほどだったが、旺盛な繁殖力で瞬く間に日本全土に拡散した。潜江市のザリガニ博物館によると、30年代に日本から中国・江蘇省に持ち込まれ、それが長江中下流域など中国各地に広がったという。当初、食べる人はあまりいなかった。だが90年代以降、調理法や養殖技術の向上で徐々に人気の食材となり、今では中国全土で食卓に上るようになった。大皿のザリガニを大勢で囲んで食べる光景は夏の夜の風物詩となっている。  今年5月、日本の国会がアメリカザリガニの放流や販売を禁止する改正外来生物法を可決した際には、中国の国営メディアが大々的に報じた。中国のネット上では「これは恐ろしいニュースだ」「おいしいので繁殖しすぎて困ることはない」といった書き込みが相次いだ。  日本で「厄介者」扱いのアメリカザリガニ。中国では夏の食卓を彩る「人気者」であるうえに、農家の所得を増やす救世主にもなっているようだ。

 

 

【潜江市(中国湖北省)で岡崎英遠

 

 

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