「日韓トンネル」構想は、1980年代に旧統一教会創立者の文鮮明氏が提唱 | 海外からお届けする海外から見た、おかしな日本/世評・報道・国際結婚・欧米・女性美!

     

     

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    © 日刊ゲンダイDIGITAL 今月19日開催の定時株主総会で取締役を退任する竹中平蔵氏(C)日刊ゲンダイ

     

     

    《なんか色々察するものがある。この人、日韓トンネルにも関わってたよね》

     

     

    《日韓トンネルが統一教会でパソナの竹中平蔵が挨拶してるのね》

     

    今月19日開催の定時株主総会をもってパソナグループ会長を退任する竹中平蔵氏(71)。突然の退任発表に世間は驚いたが、直後からSNSでは、ある写真が拡散されている。2015年2月8日に佐賀県唐津市で開催された「日韓トンネル推進 唐津フォーラム」で講演する一枚だ。

    竹中氏が多数の聴衆を前に登壇し語っている写真で、背後には「東アジアの共存共栄につながる道 日韓トンネル推進唐津フォーラム」と書かれた看板が掲げられている。

    主催した一般財団法人・国際ハイウェイ財団は、事業内容を〈国際ハイウェイ(日韓トンネルを含む)の建設及び管理運営等に関するアジア、世界各国の設計者、技術者、管理者等並びに団体、機関等との交流〉などとする旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の関連団体。同財団の「平成27年度の事業(活動)報告」にも、講師として竹中氏の名前が記載されている。

    同財団会長は梶栗正義氏。旧統一教会のフロント組織UPF(天宙平和連合)-Japan議長、そして国際勝共連合会長でもあり、安倍晋三元首相(享年67)がUPF主催の「神統一韓国のためのTHINK TANK 2022希望前進大会」で行った基調講演(ビデオメッセージ)をブッキングしたとされる人物として先日、文春オンラインで報じられたばかりだ。

    「日韓トンネル」構想は、1980年代に旧統一教会創立者の文鮮明氏が提唱。佐賀県唐津と長崎県対馬から韓国・釜山を結ぶ海底トンネルで、総延長距離は270キロ。総工費約10兆円とされる巨大プロジェクトだ。

    このプロジェクトは政治家との関係も深く、2008年には自民党を中心とした超党派議員による「日韓海底トンネル推進議員連盟」が立ち上がっている。

    そして竹中氏は前出の講演のほか、元大蔵官僚・榊原英資氏との対談本「絶対こうなる日本経済」(アスコム出版)の中で「私は、韓国との関係を徹底的に強化することが重要だと思います。韓国と日本の間に海底トンネルを建設することも含めてね。」と述べていたのだ

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