ウクライナ兵を性器切除して射殺か、動画が拡散

CNN.co.jp

破壊された建物に掲げられたウクライナ国旗=6月16日、ウクライナ・イルピン

 

 

(CNN) 

 

ウクライナ軍の兵士とみられる人物が男性器を切除され、射殺される場面の動画がインターネット上で拡散して衝撃を呼んでいる。ウクライナ当局はロシア軍による捕虜拷問の疑いで捜査を開始した。 

 

 

 

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動画は当初、SNS「テレグラム」の親ロシア派チャンネルに投稿された。CNNは内容の真偽や加害者、被害者の国籍を独自に確認できていない。 3本の動画のうち1本では、ウクライナ国旗の色を身に着けた兵士がロシア兵とみられる少なくとも4人の男に取り囲まれ、さるぐつわをされている。男たちの1人が着たロシア軍の軍服には、ウクライナ侵攻のシンボルとされる「Z」のマークがついている。 2本目の動画には地面でもがく兵士と、ロシア軍の軍服に青い手術用手袋を着けた男が映っている。男はカッターで兵士の下着を切り裂き、さらに男性器を切り取ってカメラに掲げた。ロシア語で「こいつを抑えろ」と話す声も入っている。 3本目の動画では、兵士が頭部を撃たれ、その場から引きずり去られた。 ウクライナ検察庁は動画を処理した結果に基づき、刑事捜査を始めたと発表した。 CNNはロシア国防省にコメントを求めたが、返答は得られていない。 国連ウクライナ人権監視団(HRMMU)は動画の内容にがく然としていると述べ、ロシア、ウクライナの双方に捕虜の拷問や殺害をやめるよう求める声明を出した。 欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表(外相)は28日の声明で、ロシア兵による「凶悪な残虐行為」を非難した。 国際人権団体アムネスティ・インターナショナルもロシア軍による人命軽視を示す明白な事例だとして、責任追及と捜査を呼び掛けた

 

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