九州大学に旧統一教会系サークル~ごみ拾い表彰を取り消し 福岡市長「チェック強化する
旧統一教会と関わりがあることが分かったとして福岡市が25日、九州大学のサークルの表彰を取り消したことについて高島市長は「チェック体制が甘かった」と述べました。 九州大学の非公認サークル「九大CARP(カープ)」をめぐっては大学周辺のごみ拾いをしたとして2016年と2020年の2回「福岡市環境行動賞」の奨励賞に選ばれました。 しかし、SNSで指摘を受け市が調査したところ「世界平和統一家庭連合」旧統一教会と関わりがあることが分かったため市は25日、サークルを宗教団体とみなして表彰を取り消しました。 この件について高島市長は26日の定例会見で次のように述べました。 福岡市・高島宗一郎市長「賞を授与する時の、受賞者を選ぶ時のチェック体制が甘かったということは言わざるを得ないと思います」 高島市長は「賞の選考に個人的に関与したことはない」としたうえで「チェック体制の強化を指示すると共に他にもないか確認する」と話しています