イスラエル人傭兵、ウクライナでアゾフ連隊と共闘 ロシア

AFP=時事

ウクライナ南東部マリウポリで、軍事パレードに参加するアゾフ連隊のメンバー(2019年6月15日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

 

 

 

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ロシア外務省マリア・ザハロワMaria Zakharova)報道官は4日、イスラエル人傭兵(ようへい)がウクライナで同国内務省系の軍事組織「アゾフ連隊(Azov Regiment)」と共闘していると主張した。

 

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ザハロワ氏は政府系メディア、スプートニク(Sputnik)のラジオで、「ウクライナでは、実際にイスラエル人傭兵がアゾフ連隊と肩を並べている」と語った。  アゾフ連隊は2014年、極右グループを基盤に発足。東部ドンバス(Donbas)地方での親ロシア派武装勢力との戦いで名を上げ、後に内務省管轄の部隊となった。  現在はウクライナ軍と共にロシア軍と戦っている。南東部マリウポリ(Mariupol)のアゾフスターリ(Azovstal)製鉄所に立てこもって抵抗を続けている部隊にも、アゾフ連隊のメンバーがいる。  

 

ロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相は1日、ナチス・ドイツ(Nazi)の指導者アドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)にも「ユダヤ人の血」が流れていたと発言。

ロシアとイスラエルの関係は悪化していた。 

 ロシアはアゾフ連隊を「ファシスト」「ナチス」と見なしており、そうした組織とイスラエル人傭兵の共闘を示唆したことで、関係悪化に拍車がかかるのは必至だ。

 

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【翻訳編集】 AFPBB News