渡米後の小室眞子さんを支えるジョン・カーペンター氏 周辺から漏れる困った評判
秋篠宮家の長女・眞子さんにとって、どんなことがあっても小室圭さんは、自分を皇室の外へと連れ出してくれた最愛の人なのだろう。司法試験に2度目の不合格となり、収入が心許ないままだったとしても、彼と一緒なら、「苦い記憶」の残る日本へと一時的に舞い戻ることになったとしても、大丈夫──。
ニューヨークで新婚生活を送る小室さんと眞子さん夫妻が、アメリカから“強制退去”になる可能性が出てきた。小室さんは現在「OPTプログラム」を利用して、学生ビザを延長した形で、眞子さんはその配偶者ビザで、滞在しているとみられている。ニューヨーク州の司法試験に合格すれば、就労ビザを取得することもできたが、2度目の不合格で算段が狂い、早ければ5月にもビザは失効する可能性が浮上しているのだ。
そうなると眞子さんがビザを取得し、小室さんが配偶者ビザでアメリカに滞在するという方法が浮上する。眞子さんは今年2月、メトロポリタン美術館(MET)のウェブサイトに絵画の解説文書を寄せており、これが芸術分野のスペシャリストが取得できる「O-1ビザ」取得の布石ではないかと見られているのだ。
眞子さんは、METのウェブサイトに、明治から昭和にかけて活躍した沖縄県出身の画家・山田真山の絵画の解説文書を寄せていた。日付は今年の2月3日で、「Mako Komuro」という署名が入っている。その隣に、もう1人の名が「翻案者」として添えられていた。ジョン・カーペンター氏だ。カーペンター氏は歴代天皇の書道を研究するなど日本美術に造詣が深く、METでは日本美術キュレーターとして活動。皇室とは以前から接点があり、2004年には、英オックスフォード大学に留学中の三笠宮家の長女・彬子さまが、カーペンター氏の講義を受けられていた。
渡米後の眞子さんを支えているとみられるカーペンター氏。しかし、彼には困った評判がある。眞子さんが解説文書を寄せていた沖縄出身の画家・山田真山の作品は、METに展示されている。
「眞子さんが解説文書を寄せた作品は、ほんの1年ほど前までは東京・日本橋にあるギャラリー『Y』が保有していました。カーペンター氏が、日系人が運営にかかわる団体から資金援助を取りつけて、METが作品を購入したといわれています。その団体と眞子さんの関係はわかりません」(美術関係者)
ところが、その横の解説文には「Mako Komuro」の署名はない。また、タイトルが異なっている。眞子さんの署名入りの解説文書では、絵画のタイトルは『「發心 出家」一遍聖絵の場面より』だ。しかし、現地のMETでは『平清盛入道図』。タイトルのみならず、内容もまったく違う。
「実際に、METのスタッフに解説文が異なる理由を尋ねた人によると、“現在、対応を協議中”という返答だったといいます。しかし、“同様の指摘はほかにも受けている”と明かしたそうです」(米在住ジャーナリスト)
MET側に見解を求めたが、回答はなかった。どちらの解説が正しいのか、ギャラリー「Y」に取材を申し込んだが、「現在の所有者ではないので何も答えられません」とのことだった。
カーペンター氏に対して、ため息をつく人はほかにもいる。眞子さんが名誉総裁を務めた2017年の「国際陶磁器フェスティバル美濃」の関係者が明かす。
「運営側は、審査員だったカーペンター氏に審査員報酬7万円と、みなし渡航費70万5000円を支払いました。ただ、アメリカ在住のカーペンター氏への謝礼支払いにあたって、アメリカと日本の租税への認識に誤りがあり、税務署から申告漏れを指摘されて……。
現在も運営側が、申告漏れの30万円を肩代わりしている状況です。この状況を解決するために、カーペンター氏にコンタクトをとっているのですが、メールの返信はあるものの、対応をしていただけない状態です。落ち度はこちらにあるのですが、正直、困っています」
METの解説文と、陶磁器フェスティバルの金銭について、カーペンター氏に取材を試みたが、返答はなかった。
※女性セブン2022年5月12・19日号