ウクライナ女性、ポーランド・トルコ・韓国を経由して来日…千葉で４人が避難生活始める
千葉県柏市は３０日、市内在住のウクライナ人の親類や知人を頼って、同国の２世帯４人がポーランドを経由して来日し、同市で避難生活を始めたと発表した。
同市によると、２０歳代の母親と５歳以下の男児、４０歳代の祖母の３人家族は、２０日から不動産会社が提供した部屋で暮らし始めた。父親はウクライナに残ったという。日本にいたことがある２０歳代の女性は、ポーランド、トルコ、韓国を経由して来日し、２２日から友人宅に身を寄せた。
同市は、当面の生活費として社会福祉協議会の救急援護金１０万円を支給し、今後、生活支援金も支給する。避難民が増える可能性があることから、市は、当面確保した市営住宅４戸を増やすなど支援を拡充し、市立小中学校や保育園などへの入学入園支援も準備する
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