私が、20年近く前から言っておりますように、

 

この記事の、南アフリカは、ポイントをついております

 

日本 (や、多くの国は、(_

 

 

1) 国連への、拠出金を、即時に、ストップ

 

2) そして、次に、即時に、国連、脱退!

 

3) アメリカや、西欧諸国や、EU, NATOなどと共同して、

 

「拒否権のない、新・国連を創造することです」

 

 

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世界が。

 

西側諸国が、)、

 

がっかりした、

 

失望した、”インド”

 

しかし、

 

下の記事では、、

 

あの、キューバと、

 

南アフリカは、「結構、良いポイントを、ついております」

 

 

見直しました!

 

 

旧ソ連の、

 

ウズベキスタンと、

 

トルクメニスタンは、「賛成」しているんですね!

 

 

 

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国連・緊急特別会合の決議 「棄権」投じた国の論理

TBS系(JNN)

(写真:TBS系(JNN)

 

 

 

 

■“一斉退席”で抗議の表明  確かに、「強い抗議の表明」に見えた。スイスのジュネーブで開かれていた国連の人権理事会で、ロシアのラブロフ外相がビデオ演説を始めると、多くの外交官が立ち上がり、議場を後にした映像がニュースで流れた。ロシアによるウクライナ侵攻への抗議の意思を示したものだった。この後、ラブロフ外相は、約15分間の演説で侵攻の正当性を主張したという。ウクライナ市民の人権という観点からも、今回の侵攻は許されるものではない。一斉退席という「演出」は強い印象を与える。ただ、もし相手の言い分を聞く耳すら持たない、と受け止められるとすれば、それは決して望ましいものではない。 

 

 

 

 

■40年ぶりの国連緊急特別会合 

 

決議に「反対」「棄権」の“少数派”は? 

 

アメリカ・ニューヨークの国連本部では、国連総会が緊急特別会合を開いた。

 

安全保障理事会の要請による開催は、実に40年ぶりだった。2月28日から3日間にわたって、各国大使らの演説が続き、ロシアに即時撤退などを求める「決議」が採択された。賛成141か国、反対5か国、棄権58か国だった。安保理とは異なり、総会の決議には、法的拘束力はないが、ロシアに対する国際社会の意思を示したと言える。 決議では、「ロシアのウクライナ侵攻に最も強い言葉で遺憾の意を示す」「ロシアに軍の即時、無条件撤退を要求」「親ロシア派支配地域の独立承認の撤回を要請」「核戦力の準備態勢強化の決定を非難」などが盛り込まれた。 一方、圧倒的な“少数派”である「反対」「棄権」の国名を並べてみる。 

 

 

◎反対(5):ロシア、ベラルーシ、北朝鮮、シリア、エリトリア 

 

 

 

◎棄権(35):

アルジェリア、

アンゴラ、

アルメニア、

ブルンジ、

中央アフリカ共和国、

 

中国、

 

コンゴ、

 

キューバ、

 

エルサルバドル、

ボリビア、

ニカラグア、

 

 

 

インド、

ラオス、

ベトナム、

バングラデシュ、

モンゴル、

パキスタン、

スリランカ、

 

 

イラン、

 

イラク、

 

 

カザフスタン、

キルギス、

タジキスタン、

 


 

 

マダガスカル、

マリ、

モザンビーク、

ナミビア、

赤道ギニア、

セネガル、

南アフリカ、

南スーダン、

スーダン、

ウガンダ、

タンザニア、

ジンバブエ 

 

 

 

特に、注目されるのは、ロシアと親密な関係にあるキューバとニカラグアだ。2014年のクリミア併合に関する決議では、両国とも「反対」に投票していたが、今回は「棄権」に回っている。また、これほど明白な国際法、国連憲章に違反する行為であるにもかかわらず、中国とインドという大国が「棄権」を投じた。 「反対」はもちろん、「棄権」の国に対しても、ロシアの武力行使を擁護する「悪者」とレッテル貼りするのは容易い。しかし、国際情勢を、単純な“善悪二元論”で語ることには、常に危うさが潜む。こうした国々の主張に、何か解決へのヒントはないか。ロシアに正面から反対できない国情を抱えていることも留意しつつ、特に「棄権」を投じた国の「論理」にも、少しばかり耳を傾けてみたい。

 

 

■「棄権」中国

 “圧力や制裁は負の波及をもたらすだけだ” 「ウクライナの情勢は劇的な変化を続けている。今、展開されていることは、実に胸が痛むことだ」 中国の張軍国連大使は、声明で「胸が痛む」という認識を示した。外交筋によれば、今回のウクライナ侵攻について、「中国は苛立っている」という見方が、関係者の間で一致しているという。中国が重視してきた、領土保全や内政不干渉という点で、これに反する事態が起きていることから、これまでの「ロシア擁護」の姿勢とは、少し異なる対応になっているとされる。 声明で、中国は具体的な対応として、「当事者間の直接対話と交渉が可能な雰囲気と条件を醸成する」ことを要請。 一方で、「やみくもに圧力をかけ、また制裁を科して、分断と対立を生み出すことは、状況をさらに複雑化させ、危機の負の波及をもたらすだけである」と、現在の欧米や日本のアプローチが誤っていると強く批判した。 さらに、最終的な解決に必要なこととして、「冷戦的な考え方を捨てること、他国の安全を犠牲にして自国の安全を確保する論理を放棄すること、また軍事ブロックの拡大によって地域の安全保障を追求するアプローチを放棄することが必要だ。全ての国の安全保障上の懸念に十分な配慮と敬意を払い、そのうえで、バランスのとれた、効果的で、持続可能な欧州の安全保障メカニズムを構築するための交渉が必要だ」などと、現在のNATOなどの安全保障の枠組みについてまで問題提起している。

 

 

 ■「棄権」キューバ

 “偽善とダブルスタンダードを拒否” 「キューバは常に平和を擁護し、いかなる国家に対しても武力行使やその脅威をもたらすことに明確に反対している」 「ウクライナで、罪のない市民の命が失われたことを深く遺憾に思う」 このように、キューバのクエスタ国連大使は、今回の侵攻を明確に非難した。そのうえで、事態を招いた要因を検証すべきと、2つの問題点を指摘している。

 

 1:NATO(=北大西洋条約機構)の拡大 

「NATOのロシア国境への漸進的拡大を継続するというアメリカの決定は、予測不可能とみられるような状況をもたらしたが、これは回避できたはずだ」

 「ここ数か月のアメリカとNATOによる、ロシアに隣接する地域への軍事的行動は、ウクライナへの近代兵器の搬入が先行し、全体として軍事的包囲を構成するものであることはよく知られている」 このように、ロシアが武力行使に至った要因として、アメリカとNATOの軍事行動を指摘。

さらに、「安全保障を求めるロシアの主張について何十年も無視し、ロシアが国家の安全に対する直接的な脅威に直面しても無防備を続ける、と考えたのは誤りであった」とした。 

 

2:アメリカによる武力行使の歴史 

「キューバは、偽善とダブルスタンダード(=二重規範)を拒否する」 1999年に、アメリカとNATO軍が安保理決議を経ずに、旧ユーゴスラビアに対して、「国連憲章を無視した大規模な侵攻」を開始したことを「思い出すべき」と批判した。 

さらに、「アメリカと一部の同盟国は、これまでにも何度も武力を行使してきた。政権交代をもたらすために主権国家を侵略した」

「彼らが“巻き添え被害”と呼ぶ、何十万人もの民間人の死、何百万人もの難民、そして地球の地形の大規模な破壊に責任がある」などと痛烈にアメリカを批判した。 

 

 

コソボ、アフガニスタン、イラクなどでの歴史は、アメリカが批判を免れない側面もあるだろう。キューバは、この2点を踏まえて、提出された決議案が

「必要なバランスを欠いている」とした。

 

結論としては、「平和的手段による、建設的で現実的な外交的解決を、引き続き提唱する」としている。 

キューバの外交関係者はJNNの取材に、今回、

「棄権」に回った理由について「この決議は、

 

アメリカが、NATOとウクライナを利用して政略を進めようとしているという問題の本質に対処していない」

 

とする一方、

「それと同時に、紛争解決のための武力行使にも同意しない」と、

ロシアの軍事行動に同意しないことを示すために「棄権」したと説明している。

 

 

 

 

 

■「棄権」南アフリカ 

“ジェスチャーは何の役にも立たない” もうひとつ、アフリカの大国、南アフリカも「棄権」だった。アフリカでは、17か国が「棄権」の票を投じている。この南アの姿勢に、国内では「反対と同様、棄権も、ロシアの暴力を許容したものと同じだ」などと批判の声も上がっているという。旧ソ連との歴史的な深い関係が背景にあることも指摘されるが、ここでは、南アのジョイニ国連大使が発表した「国連総会の採決で、なぜ南アは棄権したのか」というタイトルの声明から読み解きたい。 

声明では、南アも国際法、国連憲章の原則を守るよう全ての当事者に強く要請する、という前提のうえで、

棄権した決議について、こう指摘している。

 「決議は、外交、対話、調停に資する環境を整えるものではない」 

「両者(ロシアとウクライナ)を対話に近づけることに、もっと注意を払うべきだ」 

「決議は、紛争の解決に貢献するどころか、当事者の間により深く、くさびを打ち込む恐れがある」 

決議によって、事態が悪化しかねないと警告しているのだ。 

 

具体的には、「紛争の根本的な原因のひとつは、当事者の安全保障上の懸念にあると理解されている。この点について決議のなかに盛り込まれるべきだった」とした。 

それ故、「安全保障理事会が国連検証に定められた役割を果たすように促されるべきだ」。

 

 

 つまり、安保理の「機能不全」を早急に改善すべきという主張だ。 

 

 

さらに、国連総会の緊急特別会合について、

「緊張を緩和し、敵対行為の停止を約束し、信頼を構築しながら、橋を架け、意見の相違に対応し、当事者が妥協の精神で関与するための勧告と支援を提供するプラットフォームとして活用されるべきであると考える」と説明した。 

 

 

ロシアの武力行使そのものに非があるのは明白だ。

立場によっては、両者の間に「橋を架ける」という言葉は、「絶対的な悪者」への譲歩に見えるかもしれない。

一方で現在進む、暴力のエスカレートを止めることが最優先されるべきだろう。

そのための「架け橋」「プラットフォーム」を作るべく、

国連は動けるのだろうか。 

 

そして、南アは、最後に、

 

国連の対応について、こう断じた。 

「意味ある行動をとらずに、単に平和を推進しているという印象を与えるだけのジェスチャーは、何の役にも立たないのである」 

 

 

 

■国連の存在意義が問われている

 緊急特別会合では、各国の国連大使ら120人超が3日間にわたって演説し、

大半の国が平和を訴え、

 

ロシアを名指しで非難した。

 

 

決議が採択されたとき、40秒間、拍手が鳴り止まなかった。

こうした議場の光景は、ロシアに即時撤退を求める国際社会の「強い意思」を示したとは言える。

 

だが、現実は苛烈だ。

 

ウクライナで、日々、多くの人が死んでいる。

 

まさに今、国連の存在意義が問われていると言えるだろう。

 

「ジェスチャー」と批判されない、

「意味ある行動」に踏み込むことが求められている。 

 

 

JNNニューヨーク支局長 萩原豊 (06日9:00

 

 

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