ベルギー、週4日勤務が可能に
ベルギーの首都ブリュッセルのコールセンター(2020年5月20日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】
ベルギーのアレクサンダー・デクロー(Alexander De Croo)首相は15日、労働法改革の一環として、週4日勤務(週休3日)が可能になると発表した。
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デクロー氏は記者団に対し「新型コロナウイルスの流行で、より柔軟な働き方が求められている。労働市場は適応しなければならない」と語った。 週4日勤務で給与の減額はない。法定労働時間の週38時間まで働くことも、1か月単位の変形労働時間制もできる。ただし、雇用主の同意が必要なので、実現できるのは業務の分担が容易な大企業の従業員に限られる。 労働法改革案は、労働組合や国務院(Council of State)などの意見を聞いてから議会にかけられ、今年半ばに成立する見通し。 経済協力開発機構(OECD)によると、1週間の平均労働時間はベルギー35.5時間、英国36.3時間、フランス36.5時間、米国38.7時間となっている。【翻訳編集】 AFPBB
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