子供でも分かる、見え過ぎた、”指示・命令系統”
です。
まず、プーチンが、習近平に電話を(もちろん直接のみならず、秘書や代理が)
かけ、
習近平は、”あの、音楽の父”と、同名の男に、命令したわけです。
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BBC News Japan
「パンドラ文書」はどういうものか 大量リークが示すもの
「パンドラ文書」報道チーム、BBCパノラマ

「パンドラ文書」は、金と権力をもつ世界の大物たちが資産を隠し、税を回避し、時にマネーロンダリング(資金洗浄)をしていたことを示す、1200万件近くのリーク書類だ。
117カ国でジャーナリスト600人以上が、14カ所の情報源から流出した書類を調べた。発見は記事にまとめられ、今週掲載された。
「パンドラ文書」を入手したのは、国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ、本部・米首都ワシントン)。ICIJは世界の140以上のメディアと協力し、過去最大の世界的調査報道を進めてきた。
イギリスではBBCパノラマとガーディアンが取材に当たってきた。
何が明らかになった?
「パンドラ文書」は、書類約640万点、画像約300万点、メール100万点以上、スプレッドシート50万点近くからなる。
これまでに以下が明らかになった。
- イギリスの不動産1500軒超がオフショア企業を通じた購入であることが判明。こうした不動産の所有者には、汚職疑惑のある個人も含まれていた
- カタールの首長一族が、ロンドンの高級住宅をめぐり1850万ポンド(約28憶円)を脱税していた
- イギリスの実業家サー・フィリップ・グリーン夫妻が、経営破綻したブリティッシュ・ホーム・ストアを売却した後、高級不動産を買い占めていた
- 英保守党の著名な資金支援者が、ヨーロッパ最大規模の汚職スキャンダルに関わっていた
- ヨルダン国王が、ひそかに所有していた会社を通して、イギリスとアメリカの不動産購入に7000万ポンド(約105億円)を使った
- アゼルバイジャン大統領の家族が、4億ポンド以上の価値があるイギリスの不動産の取引にひそかに関わっていた
- チェコ首相が、フランスの邸宅2軒を1200万ポンドで購入した際に利用したオフショア投資会社について、その存在を公表していなかった
- ケニアのウフル・ケニヤッタ大統領の家族が、オフショア会社のネットワークを数十年にわたってひそかに所有していた
このほか、世界の有力者(90カ国の330人を超える政治家など)がどのようにして、国外の会社を使って資産を隠していたかも判明した。
米シンクタンク、グローバル・フィナンシャル・インテグリティのラクシュミ・クマール氏は、そうした人々について、「金をつぎ込み、吸い上げ、隠すことができる」と説明した。多くの場合、名前のない会社を利用しているという。
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「オフショア」の意味
「パンドラ文書」は、国境を越えて構築された複雑な会社ネットワークの存在を明らかにした。隠し財産も見つかった。
例えば、イギリスで不動産をもっているが、外国に本拠地を置くいくつかの会社を通して所有しているとき、それらの会社は「オフショア」と呼ばれる。
オフショア会社のある国や地域の特徴は次のとおり。
- 会社を簡単に設立できる
- 会社所有者の特定を困難にする法律がある
- 法人税が低いか存在しない
それらの土地は「タックスヘイブン(租税回避地)」と呼ばれることも多い。タックスヘイブンに明確なリストはないが、よく知られているものに、英領のケイマン諸島やヴァージン諸島、スイス、シンガポールなどがある。
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タックスヘイブンの利用は違法?
法律には穴があり、タックスヘイブンに資金を移動するか会社を設立することで、税の支払いを合法的に回避することができる。ただ多くの場合、非倫理的とみられる。英政府は税の回避について、「法の精神ではなく文字だけをとらえて実行される」としている。
しかし、資産を外国で保有しようと考える正当な理由もある。犯罪者の攻撃に備えたり、不安定な政府から資産を守ったりする場合だ。
オフショア資産をこっそり所有するのは違法ではない。だが、秘密会社の複雑なネットワークを使って資産を移動するのは、犯罪で得た利益を隠すのに最適な方法となっている。
税回避や資産隠しを困難にするよう求める声は、繰り返し政治家に届けられている。「パナマ文書」などのリークがあった時は、それが特に強まった。
しかし、ICIJの責任者を務めるジェラード・ライル氏は、「オフショアについて秘密にするのをやめさせられる人々が(中略)まさに(秘密にすることから)利益を得ている。そのため、彼らにはやめさせる動機がない」と話した。
オフショアでの資産隠しは簡単?
オフショア会社で資産を隠すには、秘匿性の高い国や地域で、実体のないペーパーカンパニーを設立するだけでいい。
ただし、費用はかかる。料金を払えば、専門の企業がペーパーカンパニーを立ち上げ、代理で運営してくれる。報酬を受け取る役員の名前や住所も用意してくれるので、実際には誰の会社なのかは追跡できない。
どれくらいの資産が隠されているのか
正確な額を示すことは不可能だ。ICIJは5.6~32兆ドルと推定している。国際通貨基金(IMF)は、タックスヘイブンが利用されることで、世界全体で最大6000億ドル分の税収が失われているとしている。
グローバル・フィナンシャル・インテグリティのクマール氏は、社会が損害を被っていると説明した。「資産隠しは、他の人たちの人生に直接影響する(中略)。子どもたちの教育や健康、住宅確保に影響が及ぶ」。
イギリスの対応は
イギリスは外国の匿名会社による不動産の所有を認めており、そのことが批判されている。
政府は2018年、国内不動産の実際の所有者を明らかにすることを義務化する法案を作成した。だが、議会にはまだ提出されていない。
2019年の議会報告書は、イギリスの制度について、「不正資金を隠すために不動産を利用する可能性のある資金洗浄者のような」人たちにとって魅力あるものだとした。
また、警察が真の所有者を把握できないため、犯罪捜査は往々にして「阻害されている」とした。
政府は最近、不動産を介したマネーロンダリングの危険性を「中」から「高」に引き上げた。
政府は、法律と当局の体制を強化してマネーロンダリングを取り締まっていると説明。議会の時間が許せば、イギリス国内の不動産を所有するオフショア会社の登録制度を導入するとしている。
(英語記事
「パンドラ文書」はどういうものか 大量リークが示すもの - BBCニュース
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見ていて腹が立つ」ワリエワの出場に元四大陸王者が不満爆発!「どうしてワカバより9点も上なの?」【北京五輪】
樋口若葉を引き合いに、怒りを滲ませる
ドーピング違反が問題となっているワリエワ(左)。そんな“渦中の人”と樋口(右)を比べる声が飛んだ。(C)Getty Images
2月15日、北京五輪のフィギュアスケートは女子シングルのショートプログラム(SP)が行なわれ、ロシアオリンピック委員会(ROC)のカミラ・ワリエワが82・16点を獲得。首位でフリースケーティング(FS)に進んだ。
【北京五輪PHOTO】衣装も個性爆発! フィギュア女子SPで演技した30人全員の華やかな姿を一挙見せ
昨年12月のロシア選手権で採取された検体から違法薬物が検出され、ドーピング違反が問題となっているワリエワ。競技前日にスポーツ仲裁裁判所(CAS)の裁定によって競技への参加が許可された15歳は、トリプルアクセルの着氷が乱れるなどのミスもあったが、高得点をマークした。 演技後にはうつむきながら涙を流した。そんなワリエワに対して、海外の識者たちからは、批判的な声が飛んだ。なかでも辛辣だったのが、元四大陸王者のアシュリー・ワグナーだ。彼女は、競技後に自身のツイッターで、五輪史上女子5人目となる3回転アクセルを成功させながらも、73・51点で5位発進だった樋口若葉を引き合いに、怒りを滲ませた。 「どうしてこのプログラム(ワリエワのプログラム)が、ワカバのものより9点も上になるの。まったくもって馬鹿げているとしか言えないし、なにも面白くもないジョークよ」 さらに「こんなことはあってはいけない」とワリエワの出場に真っ向から異を唱えるワグナーは、「これでは、本当にここで戦うに値するアスリートたちの貴重な瞬間にも影を覆ってしまう。見ていて腹が立つ」と苦言を続けた。 ワリエワの出場裁定にも否定的な意見を表明していたワグナー。不満を爆発させたこの元王者をはじめ、ロシアの15歳には各国の識者から厳しい意見が飛んでいるが、FSではいかなる滑りを見せるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
「見ていて腹が立つ」ワリエワの出場に元四大陸王者が不満爆発!「どうしてワカバより9点も上なの?」【北京五輪】(THE DIGEST) - Yahoo!ニュース
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