19都府県で病床使用率50%以上 自宅療養者は過去最多

毎日新聞

(写真はイメージ)=ゲッティ

 新型コロナウイルス患者向けの病床使用率(2日午前0時時点)が、19都府県で50%以上になった。一方、重症病床の使用率が50%以上となったのは沖縄県(62%)のみだった。厚生労働省が4日、発表した。全国の自宅療養者は43万4890人で、過去最多を更新。前週の26万3992人(1月26日時点)から約17万人増えた。  変異株「オミクロン株」による感染急拡大で、新規感染者は2日以降、3日連続で全国で9万人超を記録。病床使用率は35都道府県で前週から上昇した。前週、使用率が50%以上だったのは11府県だった。  使用率が最も高かったのは奈良の77%。大阪69%▽兵庫、熊本、沖縄67%▽岐阜66%▽滋賀63%――だった。重症病床の使用率では、沖縄に次いで大阪の42%が高く、奈良41%▽東京37%▽神奈川25%▽京都23%――だった。【神足俊輔

 

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