東京都で渡航歴ある2人が新たにオミクロン株感染 都内では12人に
東京都は27日、オミクロン株の感染者が新たに2人確認されたと発表した。いずれも海外渡航歴があり、感染した人と同じ飛行機に乗っていた機内濃厚接触者だった。都内でオミクロン株への感染が確認されたのは、計12人となった。 都によると、感染が確認された60代の男性は14日に東アフリカから羽田空港に帰国し、自宅待機していた。17日に発熱し、18日に宿泊療養施設に入った。21日にPCR検査でコロナ陽性と判明し、都健康安全研究センターのゲノム解析の結果、27日にオミクロン株の感染が確定した。この男性の濃厚接触者は同一機内の人だけという。 10代の男性は、20日に米国から成田空港に帰国し、自宅待機。23日に発熱、24日にPCR検査でコロナ陽性とわかり、27日にゲノム解析でオミクロン株の感染が確定した。濃厚接触者は同乗者と渡航歴のない家族3人。家族のPCR検査の結果は確認中という。(関口佳代子)
朝日新聞