ビートルズの新ドキュメンタリー配信へ、人間としての4人描く秘蔵映像
「これは、今まで誰も見たことのない人間としてのビートルズだ」――彼らの新たなドキュメンタリー「ザ・ビートルズ:Get Back」が、ディズニープラスで配信される。50年間封印・保管されていた57時間分の秘蔵映像を編集したもので、監督はピーター・ジャクソン(ナレーションなし)。 ピーター・ジャクソン監督 「これは、今まで誰も見たことのない、人間としてのビートルズだ」 「ザ・ビートルズ:Get Back」は57時間の未公開映像を編集した、3部構成の新しいドキュメンタリーだ。このテープは、解散する数カ月前の1969年1月に22日間かけて撮影されたもの。 「ドキュメンタリー撮影は進んでない」 ジョン・レノン「冗談、順調だろ」 ジャクソン監督 「この映像は、1969年1月の22日間を撮影しているので、1日1日、4人がどんな経験をしたかを伝えることにした。 互いに尊敬し合う4人の仲間が、脱線しそうになりながら計画に取り組んでいる様子が描かれる。怒鳴り合ったり、非難し合っておかしくなってしまうのではなく、ひたすらプロとして、ユーモアのセンスを持って対処していく」 ポール・マッカートニー 「最高のビートルズは、追い詰められた時に発揮されるんだ」 ジャクソン監督 「ただ彼らは、見るのはかなりストレスになるとも言っていた。ビートルズがこれまで見せたことのない、親密で生々しい姿をさらけ出しているということを、彼らは強く意識している。つまりそれが、この映像が50年も金庫に保管されていた理由だ」 「許可されてない場所でショーをやろう」 ジャクソン監督 「40年間、私は彼らをモップ頭のアイドルだと考えていたが、今はただの4人の人間と思っている。彼らの人間性を知ることができたし、実際にいい奴らだと思う。 彼らは実際には4人の善良なまともな男たちなんだ、いい奴らなんだと思うようになった」 ジョージ・ハリスン 「会話も録ってるの?