「預けたペットはどこにいるの?」 空港職員が明かした飛行機内の状況に批判の声が相次ぐ
飛行機に乗る際に預けられたペットはどこに保管され、輸送されているのか? カナダのバンクーバー国際空港で働く職員が、その様子をTiktok上で公開し、波紋が広がっている。
Tiktokerのディージは、4万7000人以上のフォロワーを持つ。その職業を生かして飛行機内を公開したり、空港の内部事情に関する質問に回答し、フォロワーと交流することで知られている。 ディージは、フォロワーから寄せられた「犬を入れたケージを飛行機内のどの場所に保管しているのか教えて」との質問に回答した。 質問者への回答として投稿されたビデオには、スーツケースが無造作に重ね置きされた貨物室が映し出される。するとカメラは布で覆われた小さなスペースにフォーカスをあてる。 その奥には、犬が入れられたケージと、不安そうにカメラを見る子犬が写される。ディージは、ケージがロープでしっかりと床に固定されていることを強調し、スーツケースの山を再度写したあと、動画は終了する。 この“暴露”動画は、特に劣悪な状況というわけではなかったが、動画で目の当たりにすると可哀そうに思えることもあり、700万回以上再生され、議論が飛び交った。 「私は自分の犬にこんなことはできません。犬がどれほど孤独で怯えているかと思うと飛行機に乗っている間、泣いたり吐いたりしてしまう」「これが法律的に許されているなんて、信じられない」「家族の一員である犬にこんな扱いをするなんてありえない」と批判の声が相次いだ。 一方で同業他社とおもわれるユーザーは「搭乗手続きの担当者として、私たちはお客様のペットを大事にしているし、常にペットが無事で安全であることを確認している」とコメントを残し、スタッフは最善を尽くしていると述べた。 ちなみにディージは、後に投稿されたビデオで犬を連れて飛行機に乗る場合は「ケージの周りに毛布を敷いて暖かくしてあげてください」とアドバイスをしている。
COURRiER Japon