ラヴズオンリーユーが優勝 米ブリーダーズCで日本馬初V

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共同通信

BCフィリー&メアターフで優勝し、手でハート型をつくる鞍上の川田将雅騎手とラヴズオンリーユー=6日、米カリフォルニア州デルマー(AP=共同)

 

 

 

 米国競馬のブリーダーズカップ(BC)最終日は6日、

カリフォルニア州のデルマー競馬場で行われ、

 

牝馬限定のBCフィリー&メアターフ(2200メートル芝、G1)で

 

ラヴズオンリーユー(5歳牝馬、川田将雅騎乗)が優勝、

G1で3勝目を挙げた。

 

日本馬の米国G1勝利は2005年のシーザリオ以来で、

ブリーダーズカップ優勝は初めて。  

 

2019年のオークス馬ラヴズオンリーユーは最後の直線で力強く抜け出した。

 

BCマイル(1600メートル芝、G1)に出走したヴァンドギャルド(5歳牡馬、福永祐一騎乗)は12着だった。(共同

 

 

 

 

マルシュロレーヌも優勝 ブリーダーズC、日本馬2勝の歴史的一日

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AFP=時事

競馬のブリーダーズカップ、ディスタフ(ダート1800メートル)を制したオイシン・マーフィー騎手騎乗のマルシュロレーヌ(2021年11月6日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

 

 

 

 

【AFP=時事】

 

競馬のブリーダーズカップ(Breeders' Cup 2021)は6日、

米カリフォルニア州のデルマー競馬場(Del Mar Racetrack)で2日目のレースが行われ、

 

ディスタフ(ダート1800メートル)に出走した

オイシン・マーフィーOisin Murphy)騎手騎乗の

マルシュロレーヌ(Marche Lorraine)が優勝を飾った。

 

 

  【写真】マルシュロレーヌをほめるマーフィー騎手(他全5枚)  

 

 

この日はフィリー&メアターフ(芝2200メートル)をラヴズオンリーユー(Loves Only You)が制しており、日本馬が歴史的なブリーダーズカップ2勝を成し遂げている。

 

  ラヴズオンリーユーと同じ矢作芳人(Yoshito Yahagi)厩舎(きゅうしゃ)のマルシュロレーヌは、

 

単勝45倍の穴馬だったが、1分47秒67の勝ち時計で

 

2着のダンバーロード(Dunbar Road)との争いをハナ差で制した。

 

 

  ここまでブリーダーズカップ7戦未勝利だったマーフィー騎手は、マルシュロレーヌにとって最大の晴れ舞台で優勝に導いた。レース後には「日本馬がダートで勝つという夢がかなった」と喜んだ。  ブリーダーズカップは2日目の9レースの合計賞金が2100万ドル(約24億円)に達する米競馬の祭典で、今年が38回目の開催。フィリー&メアターフでは川田将雅(Yuga Kawada)騎手騎乗のラヴズオンリーユーが日本馬初となる優勝を差し切りで果たしており、矢作調教師にとっては最高にうれしい結果となった。

 

【翻訳編集】 AFPBB News