第18回ショパン国際ピアノコンクール入賞者決定! 第1ステージからの演奏を総復習
第18回ショパン国際ピアノコンクール入賞者決定! 第1ステージからの演奏を総復習!
写真提供:高坂はる香
日本時間10月21日の朝、第18回ショパン国際ピアノコンクールの結果が発表されました! 8名の入賞者の第1ステージからの演奏をまとめたので、総復習しましょう!
優勝 Bruce (Xiaoyu) Liu(カナダ)
1997年5月8日生まれ。モントリオール音楽院を卒業後、ダン・タイ・ソンに師事。クリーヴランド管弦楽団、イスラエルフィルハーモニー管弦楽団、モントリオール交響楽団をはじめ、世界各国のオーケストラと共演。第6回仙台国際音楽コンクールピアノ部門6位入賞
第2位・ソナタ賞 Alexander Gadjiev(イタリア/スロベニア)
1994年12月23日生まれ。父Siavush Gadjievからピアノの手ほどきを受け、モーツァルテウム音楽院(ザルツブルク)で学ぶ。 第9回浜松国際ピアノコンクールにて20歳で優勝。2021年にはシドニー国際ピアノ・コンクールで優勝。
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反田恭平さん「すべてが実った瞬間」 体格や髪形も工夫 ショパン・コンクール
日本メディアの取材に応じる反田恭平さん=21日未明、ワルシャワ
【ワルシャワ時事】第18回ショパン国際ピアノコンクールで2位になった反田恭平さんは、受賞発表直後の21日未明、日本メディアの取材に応じ、これまでの努力の「すべてが実った瞬間だった」と感無量の様子で語った。 【写真】ショパン国際ピアノコンクールで演奏する反田恭平さん 「賞状などもなく、まだ実感が湧かない」という反田さんは、前回コンクールが行われた2015年から「6年間かけてプログラムを吟味してきた」と振り返る。「海外のホールで響かせるにはある程度体格も必要」と、2年前からあえて脂肪と筋肉を増量。また、後ろ結びの特徴的な髪形で「サムライ」と周囲で呼ばれていることも、狙い通りだったと明かす。そんな自己プロデュースを含め、今回のコンクールには全身全霊で臨んだという。 「日本でソリストを育成する学校をつくりたい。音楽をやっているのは、それに協力してくれる友人を探すという意味もある」と、さらなる夢も。4位に入賞した小林愛実さんは、同じピアノ教室にも通った幼なじみ。「家族」のような存在で、今後も切磋琢磨(せっさたくま)していきたいと話した
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第2位 反田恭平(日本)
1994年9月1日東京生まれ。2014年チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院に首席で入学、ミハイル・ヴォスクレセンスキーに師事。ショパン国立音楽大学研究科修了。現在、同大学研究科にてピオトル・パレチニに師事。第27回出光音楽賞受賞。第9回CDショップ大賞 クラシック賞受賞。
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第3位・コンチェルト賞 Martín García García(スペイン)
1996年12月3日生まれ。5歳でピアノを始め、レイナ・ソフィア音楽学校(マドリード)、マネス音楽院(マドリード)で研鑽を積む。スペイン各地のコンクールで入賞、2021年8月にはクリーヴランド国際ピアノコンクール優勝
第4位 小林愛実(日本)
第4位・マズルカ賞 Jakub Kuszlik(ポーランド)