バンクシーの細断作品28億円 前回額の18倍で落札

共同通信

バンクシーの作品「愛はごみ箱の中に」を持つ展示担当者=9月3日、ロンドン(AP=共同)

 

 

 【ロンドン共同】

 

2018年に落札直後にシュレッダーで半分ほど細断された、

素性不明の芸術家バンクシーの作品

「愛はごみ箱の中に」

が14日、ロンドンで再競売にかけられ、

手数料込みで前回落札額の18倍近い1858万ポンド(約28億8千万円)で落札された。

予想落札額は400万~600万ポンドだった。英メディアが伝えた。  

 

競売大手サザビーズによると、

バンクシー作品としては過去最高額。

落札したのはアジアの収集家だという。

  作品は、18年10月の競売で落札された直後、額縁の中を下がり始め、バンクシー自身により仕掛けられた額縁内のシュレッダーで半分ほど細断された