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勤務先での感染が原因」夫と母親コロナで死亡 妻ら勤務先を提訴
配信
夫と母親を新型コロナウイルスで亡くした遺族が、勤務先での感染が原因になったとして、夫の勤務先に対し、損害賠償を求める訴えを起こしました。 訴状によりますと、去年3月、一般財団法人「防衛技術協会」に務める67歳の男性が新型コロナウイルスに感染し、その後、同居する母親も感染して2人とも死亡しました。男性の勤務先ではクラスターが発生しましたが、当初、男性よりも先に発熱した同僚がPCR検査を受けられないまま出勤を再開していました。 死亡した男性の妻ら遺族3人は、「初期に症状が出た同僚にPCR検査を受けさせて自宅待機などの措置を取っていれば夫の感染は回避できた。安全配慮義務を怠った」などとして、勤務先に対しておよそ8700万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしました。 勤務先の「防衛技術協会」は、「当時の国の指針では検査の必要はなく、出勤停止の義務もなかった」などと反論しています。(17日13:58