カブール空港から米国人ら200人出国…米軍撤収後初めて
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【テヘラン=水野翔太】
AFP通信によると、アフガニスタンに残っていた米国と第三国の民間人ら約200人が9日、首都カブールの国際空港から、カタール航空機で出国した。8月末に米軍がアフガンを撤収した後、同空港から外国人が退避するのは初めて。
ロイター通信によると、ザルメイ・ハリルザド米特別代表が、アフガンを掌握したイスラム主義勢力タリバンに出国の許可を求めていた。
米軍は8月末まで、米国人やアフガン人協力者らをアフガンから退避させる作戦を続けていた。作戦終了後も、100人程度の米国人がアフガン国内に取り残されていたとみられる