仏遠征中の坂井瑠星が日本人トレーナーの馬でフランス初勝利
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フランス遠征で初勝利を挙げた坂井瑠星騎手とフォールインラヴ(提供・清水裕夫調教師)
フランス遠征中の坂井瑠星騎手(24=矢作)が1日、
エヴリュー競馬場で行われた
2Rフレディヘッド賞(2歳未勝利、芝1800メートル、14頭)を
フォールインラヴ(牝、父シーザスターズ)で勝ち、
フランス初勝利を挙げた。
シャンティイで開業している清水裕夫調教師の管理馬で、昨年のBCジュベナイルフィリーズターフ(G1)を制したアントパールの半妹という良血。同師は「余裕で先頭に立った後、ソラを使ってしまったので着差(1馬身)以上に強い内容だったと思います。騎手が冷静に上手に乗ってくれました」と鞍上の好騎乗をたたえた。 坂井騎手は、凱旋門賞に出走するディープボンドに帯同しているエントシャイデン(牡6、矢作)で12日のパン賞(G3、芝1400メートル)に挑む。この日朝の追い切り後では「しっかり負荷をかけることができました。良い結果を出せるよう頑張ります」と話した