命が危ない」 アフガン日本大使館の警備員が訴え

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 イスラム主義勢力「タリバン」が実権を掌握したアフガニスタンで日本大使館に勤務する警備員がANNの取材に応じました。退避できずに取り残され、命の危険もあると訴えました。  

 

 

在アフガニスタン日本大使館警備員:「(Q.今、あなたはどのような状況ですか?)外の情勢は極めて悪いため、家にこもるしかありません。

 

 

私が日本人や外国人と働いていることをタリバンに知られたら、私たちの命が危ないのです」  アフガニスタン人のこの男性は、2003年から18年間、日本大使館の警備にあたってきました。 

 

 

 

 タリバンがカブールを制圧した今月15日、警備員たちは日本大使館員たちと一緒に国外に退避することはできないと告げられたということです。  在アフガニスタン日本大使館警備員:「『私の責任では決められないから東京と話す』と日本大使館の担当者は言いました。本当に悲しくて悲しくて仕方がありません。

外国の人たちは皆、アフガニスタンを去ってしまいました」  

 

日本大使館の警備員22人は、日本などへの退避を求めて大使館宛てに嘆願書を出しましたが、返事はまだきていません。

 

 

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