ごみ処理施設で基準値超のダイオキシン類検出 京都・宮津、焼却炉を運転停止
配信
宮津与謝環境組合は13日、京都府宮津市須津の広域ごみ処理施設「宮津与謝クリーンセンター」で基準値を超えるダイオキシン類を検出したため、焼却炉の運転を停止したと発表した。 組合によると7月28日に運営事業者の「タクマ・タクマテクノス」が委託した専門機関による定期検査で、飛灰から基準値の1・1倍のダイオキシン類を検出した。 飛灰はごみ処理の過程で生じるちりで、同センターでは毎日約1トンが発生し、各市町の最終処分場へ搬出している。今後、搬出は停止し、最終処分場周辺の調査を行う。ごみの搬入は通常通り行う。組合は「人体に影響を与えるほどの量ではない」としている。
同センターでは2月にも基準値を超えるダイオキシン類が検出され焼却炉を停止した。
対策を取り検査で異常がなかったとして5月に再開していた