新規クラスター3件、77人感染/青森県内

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 青森県は11日、県内で新たに77人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日の新規感染確認者数としては、3月31日の81人に続いて過去2番目に多い。新規クラスター感染者集団)が、青森市で2件、八戸市で1件、計3件発生した。感染確認累計は2986人となった。  居住地別の感染者数の内訳は青森市26人、八戸市38人、弘前保健所管内7人、上十三保健所管内3人、三戸地方保健所管内2人、東地方保健所管内1人。  八戸市のクラスターは、私立高校部活動で発生した。県と八戸市は、クラスターによる感染者が計26人と発表した。また、八戸工業大学第一高校は11日、同校ホームページで生徒25人と教職員1人の感染を確認したと明らかにした。  青森市のクラスターは、通所型障害者施設と理美容店の2件でそれぞれ発生。障害者施設では5人、理美容店では関連も含め9人の感染が確認されている。  11日発表の77人のうち、21人の感染経路は分かっていない。このほか県は、8月に県内で陽性が確認された人のうち45人から、感染力が強いデルタ株とみられるL452R変異株を検出したことも発表した