「こういうこともあるのが、人生!」って、言うものです。

 

次の五輪で、挑戦してもよいですし、やめるのも、自由です。

 

しかし、良く、ここまで、頑張りました!

 

お疲れさま!

 

女子空手の「型」でも、、彼女は、、世界で、絶対一位!

 

と、昔から思っていましたが、結果は、結果です。

 

両者とも、本当に、お疲れさまでした。

 

 

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圧倒的な優勝候補、崩れたプラン スポーツクライミング・楢崎智亜

配信

 

朝日新聞デジタル

男子複合決勝のボルダリングで、第3課題に挑む楢崎智亜=2021年8月5日、青海アーバンスポーツパーク、杉本康弘撮影

 

 

 

 心は激しく揺れたに違いない。何しろ、描いていた金メダルへのプランが、試合開始直後に崩れてしまったのだから。スポーツクライミング男子複合で圧倒的な優勝候補と見られていた楢崎智亜が4位に沈んだ。

 

 

  【写真】男子複合決勝、リードで逆転され4位となった楢崎智亜=2021年8月5日、青海アーバンスポーツパーク、北村玲奈撮影  

 

 

いきなり、つまずいた。第1種目のスピードでは首位発進が確実視されていたが、トーナメント決勝で足を滑らせるまさかのミス。2位。日本のエースは天を仰いだ。  誤算の展開は続く。最大のライバル、アダム・オンドラ(チェコ)はスピードが最大の弱点だったはずが、4位の好スタートを切り、楢崎の立場を一層苦しくした。  「スピードと(第2種目の)ボルダリングでほぼ優勝を決めて、最後のリードに出るっていう形が一番いいですね」。頂点への道筋を明るく語ってくれたのは予選突破後のこと。失ってしまった流れはもう簡単には引き戻せない。  得意のボルダリングでも、3位。ホールドからホールドへジャンプするようなアクロバティックな課題など、得意としているタイプの壁を攻略できなかったことが響いた。  苦手な最終種目リードを残してこの展開では、頂点はもう難しい。リードも苦戦し、総合4位。悔しさを押し殺しすように、淡々とした表情を作った。  「世界最強のクライマー」と言われるのが夢だった。そのために「五輪の金メダルがほしい」とも。自国開催、優勝候補という重圧にのまれたのだろうか。(吉永岳央)

朝日新聞社