福岡県、緊急事態宣言を要請へ 感染急拡大受け
福岡県は4日、新型コロナウイルスの感染急増を受け、緊急事態宣言の発出を政府に要請する方針を固めた。服部誠太郎知事が5日に記者会見して発表する。
同県では、2日からまん延防止等重点措置が適用されているが、4日に過去最多を更新する752人の新規感染者を確認。感染力の強いインド由来の「デルタ株」への置き換わりが進む中で感染が急速に拡大しており、県全域で強い措置を講じる緊急事態宣言が必要と判断した。 県は、独自に発動している「福岡コロナ警報」の警戒レベルを5日に「特別警報」に引き上げ、県有施設の使用を全面的に中止することも決める