IOC広報部長、コロナと五輪「パラレルワールド」無関係強調
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国際オリンピック委員会(IOC)のマーク・アダムス広報部長は29日の定例記者会見で、東京で新型コロナウイルスの感染者が急拡大していることについて「パラレルワールド(並行世界)みたいなものだ。私たちから東京で感染を広げていることはない」と五輪開催と東京の感染再拡大は無関係との認識を示した。
記者会見でアダムス氏は「私たちは最も検査が行われたコミュニティーだ。一番厳しいロックダウンの制限が選手村で行われている」と強調。大会組織委員会によると、7月1日から29日までに大会関係者193人の感染が確認され、このうち海外から来た2人が入院していることも明らかにした。重症ではないという。 28日の新型コロナウイルスの新規感染者数は全国で9583人、都内で3177人確認され、それぞれ過去最多となっている。
【竹内良和、岩壁峻