NY市、接種者に1.1万円 コロナワクチンの接種促進策

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時事通信

ニューヨーク市で実施される新型コロナウイルスワクチン接種=1月10日(AFP時事)

 

 

 

 【ニューヨーク時事】

 

 

米東部ニューヨーク市のデブラシオ市長は28日の記者会見で、新型コロナウイルスワクチンの接種促進のため、市運営の施設で1回目のワクチン接種を受けた人に100ドル(約1万1000円)払うと発表した。 

 

 

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30日から実施する。  対象は市民か市で働く人。専用サイトで手続きをすれば、電子メールか郵便でプリペイドカードを受け取れる。電子メールならカードをすぐに取得できるため、担当者は「接種後の経過観察中にもらうこともできる」と説明した。  市ではワクチン接種ペースが鈍化する中で感染力の強いインド由来のデルタ株が広がり、感染者が増加。接種促進が課題になっている