陸上】東京五輪代表の20kmWと400mHの海外男子2選手がドーピング違反で出場不可能
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2019年から23年まで出場資格が停止となった男子20km競歩のシャンゲ(17年ロンドン世界選手権)
東京五輪の代表に選ばれている海外2選手がドーピング違反で出場できないことが判明した。いずれも2017年ロンドン世界選手権の入賞者。 男子20km競歩にエントリーしていた17年ロンドン世界選手権4位のL.シャンゲ(南アフリカ)は禁止物質のアナボリックステロイドトレンボロン(ステロイドの一種)の検出されたことで、2023年までの資格停止処分が確定。シャンゲは19年に4年間の資格停止処分が下されたものの、処分を不服とした訴えが認められ、東京五輪代表の出場権を手にしていた。しかし、スポーツ仲裁裁判所が処分は妥当とし、19年11月4日以降の記録を無効となり、4年間の出場資格を失った。 また、男子400mハードルのフッセイン(スイス)は7月の競技会後のドーピング検査で、興奮薬の一種であるニケタミドとその代謝物の陽性反応を示し、9ヵ月の資格停止処分が決まった。フセインはロンドン世界選手権で8位に入っている