バルセロナが日本人差別発言で渦中のグリーズマン放出を容認 チェルシー移籍が浮上

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チェルシー移籍が噂されるグリーズマン(ロイター)

 

 

 

 人種差別発言をしたスペイン1部バルセロナのフランス代表FWアントワヌ・グリーズマン(30)にイングランド・プレミアリーグのチェルシー移籍が浮上していると、英紙「デーリー・スター」が伝えている。

 

 

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バルセロナは来季スペインリーグのサラリーキャップ(選手報酬上限)を超過しており、再契約に迫っているFWリオネル・メッシ(34)を選手登録するためには、高額年俸の主力選手を積極的に売却する方針を固めているが、欧州各メディアによると、日本人への差別発言が問題視されているグリーズマンを放出するという。  同紙は「債務に苦しむスペインの巨人は、今年の夏にコストを削減することを余儀なくされている。そして(ロシア)W杯の優勝者であるフランスのグリーズマンが最大の犠牲者になると予想されており、クラブは市場に出すことを決定した。メッシのために、チェルシーに提供される」と報じている。  グリーズマンには、かねてイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーが獲得への興味を持っていると伝えられているが、同クラブは同リーグのトットナムに所属しているイングランド代表FWハリー・ケイン(27)が第一候補。そこで来季に向けてストライカーを探しているチェルシーが最有力候補になったという。  同じ差別発言のデンベレは負傷中で全治4か月と診断されており、今夏の売却は難しいとみられているが、バルセロナはメッシのために、さらなる主力選手の売却を進めていく。

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