スエズ座礁、賠償で正式合意 7日に航行再開へ

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時事通信

エジプトのスエズ運河で座礁後、離礁に成功した大型コンテナ船「エバーギブン」(左)=スエズ運河庁が3月29日に提供(AFP時事)

 

 

 

 【カイロ時事】

 

 

エジプトのスエズ運河正栄汽船(愛媛県今治市)所有の大型コンテナ船「エバーギブン」が3月に座礁した事故で、船主責任保険を引き受ける事業者「英国クラブ」は4日、スエズ運河庁と進めてきた賠償交渉で正式合意に達したと発表した。

 

 

  【写真】スエズ運河で座礁し立ち往生した大型コンテナ船「エバーギブン」 

 

 

 賠償額や合意の詳細は明らかにしていない。  オランダのロッテルダムへ向かっていたコンテナ船は3月23日に座礁し、同29日に離礁に成功。その後はエジプト当局に差し押さえられ、運河の中間にある湖に留め置かれている。運河庁によると、今月7日に双方が合意書に署名した後、船の航行が認められる見通し