25日の神奈川、2人死亡 221人感染 横浜市立中でクラスター

カナロコ by 神奈川新聞

(写真:神奈川新聞社)

 

 

 

 新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で25日、新たに2人の死亡と、10歳未満~90代の男女221人の感染が確認された。うち125人の感染経路が不明。 

 

【表で見る】6月25日現在の県内市町村別感染者数  

 

 

 

横浜市は、市内在住の80代女性が死亡したと発表した。クラスター(感染者集団)が確認されている市内通所介護施設の利用者で、5月31日に陽性と判明。6月23日に亡くなった。高血圧認知症の基礎疾患があったという。  藤沢市は、市外在住の80代女性が死亡したと発表した。10日に陽性と分かり、入院。25日に亡くなった。  藤沢市内では、同じ市立保育所に通園する10歳未満の女児3人の感染が新たに判明。同保育所に関連する感染者は5人となり、市はクラスターが発生したとして、接触者を調べている。  ◇  横浜市教育委員会は25日、市立中学校1校で教職員10人の陽性が判明したと発表した。クラスターとみられ、同校は全生徒を対象にPCR検査を行うなど校内の感染状況や感染経路を調べる方針で、全ての結果が出るまで臨時休校する。これまでに生徒の感染は報告されておらず、職場内での会食はしていないという。  在日米海軍横須賀基地司令部は25日、同基地で22日以降新たに関係者1人の感染を確認したと発表した。同基地の25日現在の感染者数は3人。

神奈川新聞社