世界一甘い国・ニッポン
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成田で選手1人陽性 なのに接触調査は大阪で? ズレる国と自治体
東京オリンピックで成田空港に到着したウガンダ選手団のうち1人が検疫で新型コロナウイルス陽性となったにもかかわらず、同行者は事前合宿地の大阪府内に移動してから調査を受け、成田到着から3日後に全員が濃厚接触者と判定された。国は「滞在先の保健所が対応する」とするが、自治体からは「政府の空港検疫で留め置くべきだ」との声も上がり、足並みはそろっていない。五輪、パラリンピックを控え、日本の水際対策の課題が改めて浮かび上がった。
選手団9人は19日午後、成田空港に到着した。入国前検疫で1人が陽性となり隔離され、残る8人は濃厚接触者の調査を受けないまま事前合宿地の大阪府泉佐野市へ貸し切りバスで移動した。合宿地入り後に大阪府泉佐野保健所が調査し、22日になって全員が濃厚接触者と判定された。
さらに23日には2人目の陽性が確認される事態に。濃厚接触者はバスに同乗していた市職員と運転手ら計7人が24日に追加され、計15人となっている。
同市関係者らによると今回は成田空港で「濃厚接触判定をどうするか」という話は…
