KMバイオ開発中のワクチン 変異株にも有効【熊本】

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TKUテレビ熊本

 

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熊本市北区のKMバイオロジクスは現在、開発を進めている新型コロナのワクチンについて、変異株に対しても従来株と同様の効果をマウスを使った試験で得られたことを明らかにしました。 KMバイオロジクスは、去年5月から感染力をなくした病原体から作る”不活化ワクチン”を開発していて、今年3月から人への治験を開始しています。 試験は治験と同じ不活化ワクチンをマウスに2回接種。 その結果、血液中にできたウイルスの働きを抑える『中和抗体』のあたいが、イギリス株、ブラジル株、南アフリカ株の3つの変異株についても、従来株と同様に高い数値を示したということです。 KMバイオロジクスは「今後、ワクチン接種者の血清を使って、変異株に対する有効性を確認していく」とコメントしています。

 

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