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札幌市で五輪テスト大会 感染者増加の中…

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日本テレビ系(NNN)

 

Nippon News Network(NNN)

5月2日、過去最多の感染者数となった札幌市。 その札幌市で開催される東京オリンピックのマラソン。テスト大会が5日、本番と同じコースでハーフマラソンのかたちで行われました。 感染拡大防止のため、沿道でレースを見ることを自粛するよう呼びかけられた今大会。その効果もあってか、お客さんの数はまばら。ただ、中には沿道に観客がつめかけた場所もありました。 沿道で観戦した人 「トップレベルの選手を札幌で見られることないので」 その札幌市をめぐっては5日夕方… 北海道 鈴木知事 「札幌市におけるまん延防止等重点措置の適用について、国へ要請することを決定いたします」 国に対し、札幌市に「まん延防止等重点措置」の適用を要請するよう、正式に決定したのです。 北海道では5月2日、過去最多となる326人の感染を確認。その7割を札幌市が占めていました。 札幌市の医療状況について、北海道の病院などで感染症対策の指導を行う専門家は… 北海道医療大学 塚本容子教授 「現段階では9割、札幌市のベッドは埋まっている状況です。患者さんが1人退院されると、もう本当に待ったなしで次の患者さんが入院されてくるという状況が続いています」 こうした中、行われた東京オリンピックのテスト大会。市民の受け止め方も様々です。 買い物に来た人 「札幌走るんでしょう。今の時期、やめてほしい」 タクシー運転手 「沿道での観戦自粛の呼びかけもしていますし、それによって感染拡大しなければいいと思うんですけど」 レース後、東京大会組織委員会の橋本会長は… 大会組織委員会 橋本会長 「関係者の皆さま方とコロナ感染をしっかりと抑え込んで、そして、まずは道民の皆様に安心と安全というものを実感していただいた中で、8月の本番を迎えていきたいと思っております