多くのロシア人観光客が訪れることになり、
日本の領土要求問題に終止符が打てる
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レーニンの遺体を択捉島に移転?
今は隠れて見えませんが、あちらのピラミッド型の墓に安置されている、レーニンの遺体を択捉島に埋葬するアイデアが飛び出しました。北方領土を事実上管轄しているサハリン州の州都・ユジノサハリンスクの市議会議員が自身のSNSで、「ロシア革命の父」レーニンの遺体を択捉島に埋葬しようと呼びかけました。1924年に死亡したレーニンの遺体は首都モスクワ・赤の広場に生前の姿で安置され、一般公開されています。歴史上でも著名な指導者だけに、市民は遺体の移転には否定的です。 市民:「レーニン廟はモスクワの名所で、国民にとって大切な場所だ。変わってほしくない」 それでも市議は墓石のイメージ図を公表し、
「埋葬した島に多くのロシア人観光客が訪れることになり、
日本の領土要求問題に終止符が打てる」と強気に主張しています。
(モスクワ支局長 関根)