愛子さまのティアラ 予算つかず
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きょう成立した21年度予算に ことし成人される愛子さまのティアラ代が 宮内庁の予算としては盛り込まれなかったことが分かりました。 ティアラは成年皇族が 宮中晩餐会など公式の場で付ける髪飾りです。 宮内庁では「新型コロナの状況に鑑み盛り込まなかった」としています。 ティアラの制作は 秋篠宮ご夫妻の次女・佳子さまが成人されたとき 初めて企画コンペによる公募入札が行われ 大手宝飾品製作のミキモトが落札しました。 長女の眞子さまが成人されたときは 指名競争入札で和光が落札していました。 予算は イヤリングなどとあわせそれぞれおよそ3000万円で、 宮内庁が管理する公金から支出されました。 そのためティアラは国有財産で、 皇室を離れられるときは返還されます。 ティアラの制作費を今後補正予算に盛り込むことは想定できず、 愛子さまのティアラは いわゆるお手元金とよばれる皇族の日常費で制作するか、 他の皇族が大切に使われていたものを 引き継ぐことになります。 天皇陛下の即位に伴い 皇后さまは上皇后さまから、 紀子さまは皇后さまから、 それぞれ由緒あるティアラを引き継いだとされています。