今日は、価格帯と、公平な比較についてですが、
l
l
l
l
英語に、
”Money / Cost Is No Object!”(マネー・イズ・ノー・オブジェクト!)
「お金 (値段)はいくらかかっても、イイから、できるだけ良いものをーー――」
というときに、同時に、
しょっちゅう使う言葉ですが、
それとともに、2つの物を、、公平に、比較します時に、
”Apple To Apple (comparison)”といって、
同じ条件/種類/類のものを、公平/公正に、比較するときに使いますが、
「リンゴと、オレンジの比較」じゃないのですよ!
といっているわけです。
私は、しょっちゅうオーディオのサイトを、日米、見ますが、
例えば、同じ、「スタンド・マウンティド・ラウドスピーカー」(ブックシェルフスピーカー)
のような、たいていは、2Wayで、小型で、手のひらで持てます。
世界中、値段は、ピンキリあります。
まあまあの音質ですと、ペアーで、3万円位から、
6万円(このあたりでは、素晴らしいのが、世界中、軒並みにあります)
12万円(ハイエンドの迫る品質もたくさんあります)、
そして、20万円、
30万円、40万円(もう、このあたりですが、最高!っていうレヴェルです)など、
色々ありますし、
さきに、ご紹介した、80万円くらいの、人生、所有するには最高レヴェルのハイエンドから、
世の中、その上には、上の価格帯があるもので、
120万、180万、240万円、300万円位まで、在ります。
ですから、同じ価格帯の範囲で、15%くらいまでの相違の範囲を、
同じ範疇(カテゴリー)として、比較するべきです。
(下のように、言った後)
「値段の話はともかくとしてーーーー」
その価格は実に321万1256円也。
さすがにちょっと引いた
これに諸経費を加えれば乗り出し価格は350万円ぐらいだろうか
(一例ですが、低価格帯の自動車でしたら、80万円位相違するものの比較で、(安い方の車の評論/評価で、ちょっと、タイヤがちゃちですねえ!なんていうのは、言い方としては、もう少し勉強したほうがよいかもしれません)
l
l
l
l
l
『98%、の人間は、家の購入と、車の購入が、一番の高額なわけですので、
(同じ近所で、同じ条件で、3800万円の家と、4800万円の家では、違って当然です)
「値段の話はともかくとしてーーーー」というのは、98%、”言い方の不適切”です。
洋服であろうと、
レストランであろうと、
ホテルなどであろうと、
比較対象に、
その中でも、車という、数百万円もする高額の比較で、
「値段の話はともかくとして」
ーという、「多分、言い方/表現方法、の間違いなのでしょうが」
(一例として)比較対象の車と、5万円、8万円相違して、
値段はともかくも、というのはわかりますが、
「価格が一番重要ですが、とりあえず、お値段以外の項目をチェックをしてみましょう、
とか、何とか、
適切な言い方を考えて、言い方を変えるべきです、」
先日も、YouTubeで、
1400万円位の日本の最高級車と、
2800万円位の、ドイツの超・ハイエンドの全てチューンナップしたような速い車とを、
”VS” という感じで比較しておりましたが、
値段の参考例も言わず、
如何にも、「日本の最高級ブランドでも、まだまだ、ドイツの車造りには、叶いませんね!」
と、「あたかも言っているかのような」
印象付けで、終わっておりましたが、
l
l
l
l
l
「お前、”馬*か!???”」
と、その動画のYouTube に対して、言いたくなりました。
3千万円位の車で、150万円以内の相違なら、
同じクラスといって、比較対象になりますが、
ちょうど、倍も違う価格で、
「やはり、(****)は、すごいですね!」
には、あきれて、しまいました。
比較された、日本の最高の名車が、「あまりにも、可愛そうになりました」
あるいは、「タイトルで」
”1400万円の日本の高級車 VS 2800万円の最高級のGT車の比較”
ーーー――どこまで戦えるか?
などなどでしたら、最初から、タイトルがそうですから、
そう思いながら、動画を見れますが、ーーーー。
価格も言わず、日本の高級車 VS ドイツの超・高級車
では、勝負に負けて、
格下扱いされた、
日本の会社さんが、哀れで、可哀そうでした。
「非国民」と取られても、しょうがない、
「偏見的で、
日本車を落とし込める比較でした」
---そのドイツ社の会社から、「賄*や、接待、優遇、ギフト、そのほかなど」をもらって、
日本車を、貶めろ!
というような、作戦、戦術、といわれても、逆らえないはずです。
l
l
l
l
世界のミス・ユニヴァースと、
日本の小さな県や、町や、村の、「ミス・**とか、何々娘」と、同列にして、
比較するようなものです。
今は、素人さんの時代ですので
YouTubeなどで、製品/商品などを比較しておりますが、
比較するには、(消費者は、人前では、お金の話はしたくないわけですが、ーーー)
やはり、「価格が、一番の重要ポイントです」
価格があっての、
性能や本質であり、技術であり、デザインであるわけです。
l
l
l
l
l
まあ、長くなって、大変失礼いたしますが、
l
l
l
l
自動車評論家も、
YouTubeの, (プロの)ユーチューバーさんも、始めたばかりの素人さんも、
比較対象には、価格を、同一レヴェルにして、比較対象してください。
甲乙つけて、
優劣つけて、
上下付けて、
推薦 / 非推薦 をつけられて、
負けたほうが、
価格が、あまりにも低い方が、負けた場合、
メーカーなどの製造現場の人たちが、
あまりにも可哀そうです。
先ほど見た、私のすきなYouTube チャンネルで、
16万円位の、中華の最高峰のDAP(MP3プレイヤー)
と、
半島の、49万円くらいのDAPを比べて、
どうのこうの言っておりましたが、
私が、値段を知っているからいいものを、
後で、別のサイトへ行って、値段を調べないと、分からない人も、大多数なわけです。
こんなのは、「適切な表現やタイトルや、言い回しではないわけで」
是非、価格を、全面に出して、価格の比較を強調したうえで、
優劣の比較をしてほしいものです。
例えば、「中華の16万円のDAPは、半島の49万円のDAPに、どのくらい迫れるのか?」
とか、
「16万円の中華DAP VS 49万円の半島のDAP----100点満点で、評価/比較」
とか、何とか。
===================================
価格の重要さを知らない評論家たちや、
あるいは、価格の比較を前面に、打ち出して、評論/評価をしない人間たちに限って、
l
l
l
l
自腹で何か買うとき、『一番、値段に、こだわる、”ケチ人間”のはずです」
その価格は実に321万1256円也。
さすがにちょっと引いた
これに諸経費を加えれば乗り出し価格は350万円ぐらいだろうか
============================
【日産 ノート 新型試乗】e-POWERらしい個性はトーンダウンしたが…中村孝仁
大胆な方向へと舵を切った3代目ノート
最高峰グレードの価格にちょっと引いた
ワンペダルドライブ、個性として残した方が良かったのでは

大胆な方向へと舵を切った3代目ノート
近頃街中を走るとだいぶ新しい『ノート』を見かけるようになった。『リーフ』に似た面構えだから、ちょっと間違うこともある。いずれにせよ、外観から見る限りは随分と立派になったように見える。
ところがサイズ的に言うと全長で55mm、ホイールベースで20mm小さくなっている。全幅は従来と変わらずだから、要するに小型化しているのだ。それでいながら立派に見えるということは、デザインの勝利…と言えなくもない。
初代から数えて3代目に当たる今回のノート、大胆な方向へと舵を切った。それはガソリン車を排除してe-POWERのみの設定としたことだ。もっとも先代では7割がe-POWERだったそうだから、近年の電動化狂想曲の時代背景を考えればそれでも良いのだろうが、価格的にはだいぶ敷居が高くなった点がどう転ぶかは少々心配なところもある。
最高峰グレードの価格にちょっと引いた
日産 ノートX FWD
さて、今回試乗したのはFWDモデルの最高峰、「X」というグレードだ。
車両単体価格は消費税込みで218万6800円なのだが、
試乗車はこれに85万1400円のメーカーオプションと、
17万3056円のディーラーオプションが乗るから、
その価格は実に321万1256円也。
さすがにちょっと引いた。これに諸経費を加えれば乗り出し価格は
350万円ぐらいだろうか。
やはり今時のクルマは高い。まあ、ディーラーオプションの方は正直ほとんどなくても良いが、メーカーオプションの方は削りたくないものが多いので、妥協したところで車両価格は290万円ぐらいのような気がする。
ワンペダルドライブ、個性として残した方が良かったのでは
日産 ノートX FWD
値段の話はともかくとして、今度のノートがどう変わったかである。先代はe-POWERというシリーズハイブリッドの機構もさることながら、ワンペダルドライブという新たな運転方法でずいぶんと楽しい思いをしたことが記憶に残っているのだが、残念なことに今回のモデルはそのワンペダルドライブはできない。
何故かというとまずクリープをつけたこと。もう一つはアクセルオフでの減速Gを緩めたことによる。話によると、急減速すること(そりゃいきなりアクセルオフにすればワンペダルの場合は急減速する)で頭が揺すられて酔い易いというユーザーからのコンプレインに対処した結果だそうだ。
しかし、そのワンペダルが面白くてノートを購入したユーザーもはっきり言えば相当数存在するはず。そうした顧客はもしかしたらそのワンペダルが出来なくなったことによって、ノートから離れていく可能性だってある。
もちろん逆に普通のガソリンモデルのような運転感覚になったことで、新規ユーザーの獲得に繋がることも考えられるのだが、今の世の中、評価されていたキャラをトーンダウンさせてより一般的というか、普通のキャラにする没個性化にははっきり言えば賛成できない。やはり個性は個性として残しておいた方が良かったのではないだろうか。
上質な走り、先進性も大幅アップ
日産 ノートX FWD
とは言うものの、走りそのものは上質になった。運動性能的にも音振対策的にも、だ。とりわけ発電のためにかかっていたエンジン音はだいぶ消音化されている印象が強いのだが、それは世界初と言われる、ロードノイズが大きくなったと判断するとエンジンをかける制御の恩恵もあるだろう。いずれにせよ全体的に消音化の取り組みが大きいように思う。
運動性能と乗り心地に関しては滑らかな操舵性能と、きっちりと仕事をしているサスペンション(特にリア)の効果が大きい。決してスポーティな走りだとは思わないが、上質感は伝わる。これに対してインテリアは先進性こそ感じられるのだが、使っているプラスチック素材はことごとくハードプラスチックで、残念ながら上質な印象はない。
緩やかにされたという減速Gだが、そうは言ってもエコもしくはスポーツにしておけばそれなりに減速Gは普通のクルマよりも高い。言い忘れたが走行モードはエコ、ノーマル、スポーツの3種あり、ノーマルはほとんどアクセルオフで減速Gが体感できないが、エコとスポーツはそれなり。
日産 ノートX FWD
メーター内に、リアのブレーキランプが点灯するとディスプレイにそれを示す表示がある。0.13Gでブレーキランプが点灯し、0.07Gで解除となる。だから、ペダル操作にもよるが、オンオフを繰り返すようなドライビングパターンのドライバーだと、かなり頻繁にブレーキランプが点灯する結果になる。だから、ノートユーザーはアクセル操作をスムーズに行う必要もある。
クルマとしての走りは先代と比較してずっと上質に変わり、先進性も大幅にアップしている。もっともそれを感じさせるプロパイロット、ナビシステムなどはセットオプションで44万2200円と高額。そこには他にカメラで映し出すルームミラーやブラインドスポットモニターなどの安全装備、さらにはETC2.0ユニットなども含まれている。
いずれにせよ、ワンペダルのキャラがトーンダウンしたことが個人的にはとても残念だった。
■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★
おすすめ度:★★★★
中村孝仁(なかむらたかひと)AJAJ会員
1952年生まれ、4歳にしてモーターマガジンの誌面を飾るクルマ好き。その後スーパーカーショップのバイトに始まり、ノバエンジニアリングの丁稚メカを経験し、さらにドイツでクルマ修行。1977年にジャーナリズム業界に入り、以来43年間、フリージャーナリストとして活動を続けている。また、現在は企業やシニア向け運転講習の会社、ショーファデプト代表取締役も務める。
《中村 孝仁