アイルランドの雪山でゴールデンが、行方不明でしたが、発見。

 

良かったですねえ!!!!

 

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雪山で愛犬が行方不明になって2週間、死を覚悟していたそのとき

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クーリエ・ジャポン

2週間山中を彷徨い続けた犬を発見したシアラ・ノーラン(左)とジャン・フランコス・ボナーPhoto: Mount Anville Secondary School/Twitter

 

 

 

1月23日、アイルランドのウィックロー山地にあるラグナキリア山に2頭の愛犬と訪れたエリナ・オシェイ・ゴーテレンは、それから2週間生きた心地がしない体験をした。

 

 

 

  【画像】雪山で愛犬が行方不明になって2週間、死を覚悟していたそのとき 

 

 

 

 

彼女が連れていた犬は、

 

ゴールデンレトリバーのニーシャ(8歳)と

 

ジャーマンシェパードハーリー(3歳)。

 

 

2頭は野生の鹿と出会った瞬間に驚いて逃げ、行方がわからなくなった。

 幸いにも、オシェイ一家は翌日にハーリーを発見することができた。

 

しかし、ニーシャの消息は不明のままだった。

 

一家は匂いをたどってニーシャが戻ってくることを期待し、着用した衣類をバスケットに入れて登山道に置いた。 手がかりすら見つからない状況に業を煮やした一家は、ソーシャルメディアで迷子犬の捜索協力を呼びかけた。知人にも協力してもらい、カメラ付きのドローンを使って捜索したが、霧雨の影響で発見できなかった。 ニーシャの行方がわからなくなってから2週間、極寒の山で食べ物もなく生き延びる可能性は低い。一家は、ニーシャが生きて戻ってこられないことも覚悟し始めた。そんな時だった。突然オシェイのもとにシアラ・ノーランという女性から電話があった。なんと、ニーシャを保護したという連絡だったのだ。

死を覚悟していたけれど…

はじめは信じられなかったものの、詳しく話を聞くと、ノーランとジャン・フランコス・ボナーという2人の医師がラグナキリア山の山頂近くで弱り切ったニーシャを発見。

 

ニーシャは凍え、歩く体力も、人間が近づいても吠える力すら残していなかったという。

 

 

 2人はニーシャを保護し、予備の防寒具を着せ、ボナーが担いで下山を試みた。雪が残る山道は決して楽な道ではない。はじめはニーシャを担いでいたボナーだったが、何度か転倒してしまったため、ノーランのスカーフを使ってリュックサックにニーシャを固定し、4、5時間かけて慎重に山を下りた。 下山後、ノーランらは地元のアニマルレスキュー団体に頼り、飼い主の情報を手に入れた。 オシェイは「アイリッシュ・タイムズ」に「シアラ・ノーランという女性からボイスメッセージがあって、私たちの犬を保護していると言っていました。それを聞いた時は驚いてしまって。

 

 

 

『そんなわけがない。ニーシャはもう死んでしまったのだから』と思っていましたから。でも連絡をとって、ニーシャを引き取りに行きました」と語った。 ニーシャは体重こそ落ちていたが、大きな外傷はなく、無事だった。獣医からも、食事を与え、たっぷり愛情を注げば元気になると診断され、安堵した。 自宅に戻ったニーシャは落ち着きがなく、それまで取らなかったような行動を見せたという。2週間も雪山を彷徨い続けたのだから無理もない。それでも今では健康体に回復したことを、ニーシャを救ったボナーがソーシャルメディア上で報告している。

COURRiER Japon