ギリシャで13年ぶりの大雪、予防接種中止に 死者も
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雪に覆われたギリシャ・アテネのアクロポリス(2021年2月16日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】
ギリシャは今週、2008年以来の大雪に見舞われた。雪と強風の影響で3人が死亡。陸海の交通で混乱が見られた。
今回の大雪をもたらした寒冷前線は、ギリシャ神話の魔法使いにちなみ「メディア(Medea)」と名付けられた。首都アテネでは、アクロポリス(Acropolis)など古代遺跡が雪に覆われた他、北西部の都市フロリナ(Florina)では気温が氷点下19度まで下がった。 大雪の影響で、エビア(Evia)島では16日に停電が発生し、人工呼吸器に問題が起きた高齢者2人が亡くなった。南部クレタ(Crete)島でも60代の畜産業従事者の遺体が雪の中で見つかっている。 同日予定されていた新型コロナウイルスのワクチン接種はすべて中止となった。
【翻訳編集】 AFPBB News